出産後、おっぱいは大きくなり、離乳食の開始などで分泌量が減るとだんだん小さくなっていきました。役目を果たしたおっぱいはどうなってしまったのか? 3人の子どもを母乳で育てていた私のお話を聞いてください。
おっぱいが人生最大の大きさに!
私は1人目出産後、2日後にはおっぱいが張ってきて、母乳が染み出てきました。母乳が出やすい体質だったようで、噴水かと思うほど出たため、母乳の悩みというと母乳が出過ぎて赤ちゃんの口からおぼれそうになることでした。
そのころのおっぱいは本当に大きくてびっくり! うれしい限りでした。カップ数でいうと、BだったサイズがD~Eまで大きくなりました。その後、離乳食後期ごろになると、まさに「しぼんだ」状態に……。しかも、大きかったときの重さでたれてしまいました。
2人目の授乳期も垂れたまま
たれて、しぼんでしまったおっぱい。それでも2人目ができるとまた大きくなるだろうと楽観視していました。2年半後に2人目が生まれると、期待通りおっぱいが張ってきて、これこれー!と思っていたのも数日……。張るけれど、たれた乳房が張ってくるだけで、上に持ち上がってくれない!
授乳服を着ても、授乳用の穴の位置より私の乳房の位置は下。そうか。大きくはなるけれど、たれてしまっていたら位置は変わらないのか……と切なくなりました。
悲しいけれど、おっぱいありがとう!
2人目の卒乳でさらにおっぱいは小さくなり、3人目の授乳期も同様に、大きくなるけれどたれたまま。
卒乳後は授乳ブラではなく、普通のブラジャーをつけるようにしましたが、カップの上のほうが空いてきれいに収まりません。張りもないのでフニャフニャです。サイズも小さくなりましたが、形が悪くなってしまったことが悲しいです。授乳期からバストアップトレーニングをしておくと、違う結果が出たかもしれませんね。
ママになってからの大役である授乳。その役目を終えた、おっぱいの反動は少し悲しいものでした。無残な姿になってしまいましたが、3人分の母乳を作ってくれてありがとう!と感謝しています。