せっけんで洗うとヒリヒリする…!
敏感肌で、化粧品やせっけんの刺激を受けやすい肌質の私は、自分に合うボディソープになかなか巡り合えずにいました。ただでさえ敏感肌なのに、皮膚が薄く繊細なデリケートゾーンをていねいに洗いすぎるあまり、せっけんの刺激を受けてヒリヒリしてしまうことも多かったです。
そんなとき、ドラッグストアでデリケートゾーン専用のボディソープを見かけた私。さっそく購入して使ってみると肌への刺激が少なく、敏感肌の私でも安心して使うことができました。さっぱり清潔に洗い終えることができ、洗浄後はデリケートゾーン特有の臭いが気にならなくなったこともメリットでした。私が購入した物には、黒ずみを除去する成分も配合されており、長く使い続けると以前より黒ずみが目立たなくなってきたと思います。一般的なボディソープより値段は高めですが、値段以上の価値を感じられたアイテムです。
※デリケートゾーンを洗浄する際は、自浄作用が低下し腟内への細菌の侵入を許してしまうため、せっけんやボディーソープなどで腟内まで洗浄しないようにしましょう。
拭き取りミストも使ってみた!
デリケートゾーンを清潔に保つため、私は他のフェムケア商品も試してみることにしました。現在、外出する際にいつも携帯しているのが、デリケートゾーン専用の拭き取りミストです。拭き取りミストは、ティッシュペーパーにミストを2~3プッシュ程度シュッと吹き付けて、デリケートゾーンを拭くだけで簡単にケアができるすぐれもの。トイレに行ったらこまめにケアするよう心がけています。
特に生理期間中は、経血の臭いが気になりやすいのが悩み。拭き取りミストを使うと、気になる臭いを手早く除去できて、とても助かっています。オーガニック系のやさしい香りのおかげで、生理前や生理時期の気分的な不調が緩和されている感じがするのもうれしいです。
今では本格的なフェムケアをするように
フェムケア商品を探すようになってから、デリケートゾーン専用の化粧品類も販売されていると知りました。化粧水、美容液、乳液、クリームなど、肌やボディ用の基礎化粧品と同じような充実したラインナップに、最初は驚かされました。
現在は、化粧水と乳液を使っています。それまでは全身用のボディクリームでVラインの周辺などもケアしていたのですが、フェムケア専用品を知ってからは使い分けるようにしています。フェムケア専用の化粧品を使ってみて感じたのは、刺激が少なく、香りもとてもやさしいということです。化粧水は弱酸性で、さらっとしていて肌馴染みがよいです。乳液は化粧水よりもとろみのあるテクスチャーで、しっかり肌を保湿できていると実感できます。
専用の化粧品を使ってていねいに手入れをするようになってから、以前と比べてムレやかゆみに悩まされることが減ってきました。乾燥していることに気づかず適切にケアできていなかったことも、デリケートゾーンの不快感につながっていたような気がしています。化粧水、乳液ともにヒアルロン酸やコラーゲンといった保湿成分が含まれていて、肌のしっとり感が増してきたのを感じられてよかったです。
フェムケア商品を使うようになってから、デリケートゾーン特有の不快感がだいぶ緩和されてきました。今後も適切なフェムケアをして、デリケートゾーンの悩みを軽減したいです。
著者/湯山理香
イラスト/赤身まぐろ
監修/助産師 松田玲子
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