厄払いになるという桜を飾ったとたん、「右」肩に痛みを感じたもしゃもぅさん。叩いて厄を追い出した翌朝、あの「右」隣が「俺が夫や息子を呪っていたことを知っていたのか?」とはぁはぁ言いながら、苦悶の形相で迫ってきて……?
呪いって何……!?
あまりの不気味さに自転車で逃亡したもしゃもぅさん。息子を保育園に預け、職場に到着します。警察に相談しようにも、立証できず裁判でも勝てないだろうと断念……。夫にも電話をしますが、夫は仕事中のため電話に出られない様子です。
やっと落ち着きを取り戻したもしゃもぅさんはあらためて考え直してみました。災厄続きの数カ月を総合すると、右隣が「呪い」をかけていたということになります。そして、その右隣本人が「呪い返しをしたな?」と言うからには、向こうに災いが起きたのでしょう。
「何も知らずに飾った桜の影響?」
「右の肩の痛みを追い払ったから?」
しかし今度は逆恨みされる恐れも……!! かつてない身の危険を感じながら、ひとり帰宅したもしゃもぅさんでした。
もしゃもぅさんはこれまで、人生において「呪い」などの見えないものに関わることはなかったそうです。しかし今回、「呪いには力がある」と信じきっている人に呪いをかけられるのは恐怖だったと言います。結果的に、呪いではなく直接攻撃をしてくるのではないかと怯えてしまったのだとか。理解を超える隣人が、どんな理屈をつけてどんな行動に出てくるのか読めないので恐怖を感じるのは無理もありませんよね。