ママになって気づくバースデーカードの力
私の友人は筆まめな人が多く、年賀状をはじめ、結婚記念日や誕生日にお祝いの言葉がLINEや手紙で届きます。正直、はじめは誕生日や記念日に送られてくる言葉に返信するのは面倒だと感じていましたが、こういう心遣いを見習いたいと思い、私も友人の誕生日や友人の子どもの誕生日に、バースデーカードを贈っていました。
そんな私も結婚し、子どもが生まれました。初めての育児が始まると、他人を気遣う余裕はなく、自分と子どもの生活で毎日が精いっぱい。そんな中迎えた、息子の1歳の誕生日。その日も怒涛の1日を過ごし、やっとひと息ついたとき、友人たちから息子へのバースデーカードが届きました。カードには息子へのお祝いメッセージに加えて「1年よく頑張ったね。つらいときはいつでも連絡してね」というような私を気遣う言葉も。出産してから毎日をギリギリで過ごしていた自分が、やっと評価されたようで涙が溢れました。
心遣いを見習おうと思って贈っていた、友人の子どもへのバースデーカード。自分が贈られる側になると、これほど勇気づけられ、毎日の頑張りが報われる気持ちになるものだったのかと実感。これからも友人たちには応援と感謝の気持ちを込めて、バースデーカードを贈りたいと思います。
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作画/Pappayappa
著者:木村メイ
1歳の子どもを育てるママ。育児に向いてないと思いながら子育てしていたが、最近やっと楽しいと思うようになり、自信を持ち始めた。