引っ越し経験のない義母に荷造りをお願いしたら…
引っ越し当日、腰の悪い義母には2歳の息子の世話をお願いしていました。しばらくして遊び疲れた息子はお昼寝タイム。手が空いた義母に、夫が「このダンボールに食器類をつめておいてくれる?」とお願いします。私は、「やりますよ」と声をかけましたが、義母は「大丈夫よ」と言ってくれたので任せることに。「緩衝材も一緒にダンボールに入れてあるので、足りなかったら言ってください」とだけ義母に伝え、私は別作業に入りました。
退去作業が終わり、そのまま新居へ。すぐに荷ほどきを始めた私は食器類のダンボールを開けて驚愕。食器がそのままダンボールにつめられていたのです。緩衝材は、ダンボールの一番下に敷いてあるだけで、案の定お皿やコップが何枚か割れている状態。さらに、割れた食器の中には、思い出のマグカップやお皿も……。ショックのあまり私は言葉が出ませんでした。
夫は絶句している私に気づき、すぐに義母へ「なんで緩衝材ちゃんと入れてないの!?」と問いました。しかし義母は「あれって下に敷くものじゃないの?」とキョトン。状況を説明すると謝罪し、後日弁償代としてお金を包んでくれました。納得いきませんでしたが、反省している義母の様子を見て、「私もきちんとお伝えしていなかったので……」と謝罪を受け入れ、文句を言いたい気持ちをぐっと抑えました。
その後、自分の伝え方にも原因があったと反省。義母は引っ越しの荷造りを一度も経験したことがありません。「緩衝材でお皿を包んでください」と義母へはっきり言うべきでした。悔やんでも悔やみきれない思いをしないためにも、「相手にしてほしいことは丁寧に詳しく伝えよう」と学んだ出来事です。
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作画/ヒロミンミン
著者:高橋くるみ
2歳の男の子を育てる30代のママ。元気すぎる息子との日々に奮闘中。趣味はYouTubeやNetflixを観ること。
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生まれてこのかた、店での買い物やテレビとかでも一度もお皿の梱包を見たことないわけないよね。
気にしない、考えないタイプ。
子どもをお風呂に入れてって頼んだら、洗って湯船に入れるだけで、お風呂から出して体拭いたりしない旦那と同じ。