どうぞお帰りください!
知り合いもいない私には心強くありがたいと思っていたのですが、2日目には友だちに電話で、「もう帰りたいわ」、「疲れちゃった」などと話していました。「私は1人で子育てしたわよ、今の人は仕事している旦那さんにまで手伝えっていうのよね」などと、愚痴ばかり。
初めての出産で、しかも毎日2時間おきくらいに起きて、精神的に不安定な私に聞こえないとでも? もちろん家事をしてくれるのはありがたいのですが、そんな聞こえるように言わなくても。遅くに帰ってきた夫にも愚痴を言っていて、ほとほと疲れました。
愚痴を聞くのが嫌で、そんなに嫌々手伝ってもらうのも気が引けたので、「ご実家の曾祖父母も大変でしょう。私は大丈夫です」と、やんわり伝えて帰ってもらいました。私はやんわり伝えており、正直帰りたがっていた義母なので、「あらそう? 大丈夫? じゃあ早いけれど、帰るわね」と、さっさと帰っていきました。
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出産してすぐのママは、体も精神的にもケアが必要な時期です。今回のママのように、義母との関係を考え、言葉を選びながら帰ってもらったのはすばらしいですね。子どもとたのしい時間を過ごすためにも、ママの心が穏やかであることを願っています。
著者:まりりまん/40代女性・主婦。15歳・10歳の母。現在は離婚してひとり親。自分の両親と同居中。
イラスト:まげよ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています