プリ美は、好意を抱いていた純さんが、中学校の時に嫌がらせをしていた同級生だと知ると逆上! 純さん夫婦へ嫌がらせをしていたこと、夫の誠さんと結婚したのは他に好きな人をつくってもいいという条件だったため、結婚後も男遊びをしていたことを、お金をあげるから秘密にしておいてと言いだしました。
この話を部屋の外で聞いていたプリ美の父親が現れ、純さんに深々と頭を下げ、これまでの迷惑行為を謝罪。プリ美夫婦に、純さん夫婦へ謝罪するよう言いました。
しかし純さんは
「形だけの謝罪はいらないし、中学時代のことも許すことはできません」
「あなたが過去に今もずっと囚われているように、あなたにされたことや言われたことで、一生忘れない傷として残るんです」と言い、プリ菜ちゃんを見つめて……。
突然泣き出す長女。一体何が?
プリ菜ちゃんは、幼少期の頃から「目が小さい」「パパ似すぎてウケるw」など、プリ美にひどい言葉を言われていました。さらに、自宅に知らない男を連れてくる母親にも、男の人を連れてきたことを伝えても逃げ去る父親にも、不満が募っていたのです。
プリ菜ちゃんは誰にも相談することができず、一人で抱え込んでいました。
そんなプリ菜ちゃんの泣いている姿を見て、プリ美の父親は「今まで気づいてやれなくて本当にすまない」と謝罪。すべて話してほしいとお願いします。
一方で、プリ美はプリ菜ちゃんが泣いている理由が分かっていない様子。そんなプリ美に向かって純さんは
「あなたが両親の一番でいたかったように、あなたの一番でいたかった子がすぐ側にいたはずです」
と言うと、プリ美はハッとした様子。
それから1カ月後、プリ美は転園していったのでした。
自分の家の異様さを誰にも相談できず一人で抱え込んでいたプリ菜ちゃんは、とても苦しかったと思います。子どもがなんでも相談できるような環境作りの大切さを感じました。これを機に、プリ美は母親としての自覚を持ってほしいですね。
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