親戚と夫が外出してしまい、1人でサオリちゃんの母親と対峙しているホノカさん。サオリちゃんの母親は子どもの目の前にもかかわらず、「子どもは大っ嫌い」といった発言を繰り返します。しかし、一方ではサオリちゃんの頭をなでて「今回はうまくやったんだね」「あんたもやるじゃん」と褒めるのでした。
どこまでもクズな親…
サオリちゃんに、人の家でごはんを食べるように仕向けていたサオリちゃんの母親。さらに、サオリちゃんが8歳であることが明かされます。衝撃を受けるホノカさんでしたが、小学校があるはずの日中にもサオリちゃんが来ていたことを不審に思います。
母親によると、サオリちゃんは不登校ということになっており、学校に通わせてもらっていませんでした。さらに、サオリちゃんが「出張に行っている」と語っていた父親は、働いてすらいないのでした。
サオリちゃんの嘘が次々と暴かれていくのと同時に、サオリちゃんを取り巻く環境が少しずつ見えてきたように感じます。しかし、うつむくわが子の前で言いたい放題の母親には共感できませんよね。せめて幼い子どもの心に過剰な負担をかけないよう、そして子どもが不必要な嘘をつかなくていいよう、親は配慮するべきではないでしょうか。
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