実は8歳で、小学校にも通っていないサオリちゃん。人に媚びを売り、よその家でごはんを食べるように母親に仕向けられていたのでした。「まともな会話ができない……」と感じるホノカさんでしたが、サオリちゃんの父親について尋ねます。すると、サオリちゃんの母親は「出張?働いていないのに?」と笑い飛ばして……!?
これの何が悪いの?
出張に行っているはずのサオリちゃんの父親は、実は服役中でした。さらに、サオリちゃんの母親は、子どもたちがコジキまがいのことをしたり、嘘をついたりしても、一切の罪悪感を抱かない様子。
むしろ、他人の家で服を買ってもらったり、ごはんを食べさせてもらったりすることに対し、「うちで生活するよりコイツらの幸せのためになってるじゃん?」と言うのでした。
サオリちゃんの母親の図々しさはさらに増していきます。ついには、ホノカさん宅の暖房器具を「もらってあげてもいいですよ?」と言い出すのでした。
見栄やプライドもなく、ただ自分が得すれば良いと考えているサオリちゃんの母親。子どもの価値観を育てるためにも、親は人間として恥ずかしくない行動を見せたいものですね。
しろみさんの連載は、以下のブログからもご確認いただけます。ぜひチェックしてみてくださいね。
-
前の話を読む28話
「小学校に通わせていない!?」母親により次々と暴かれる放置子の嘘とは #私はいらない子 28
-
次の話を読む30話
「いざとなったら警察にも動いてもらう!」助っ人の登場で形見の指輪を取り返す!? #私はいらない子 30
-
最初から読む1話
「ママ、私いらない子?」近所の子が自宅に入り浸り、娘の様子に変化が…!? #私はいらない子 1