私って…不妊だったの?
超音波検査中、医師がボソッと「せんきんかなぁ」と呟いたのを聞き、心の中で「せんきんって何だろう?」との疑問が浮かべるもちなべさん。しばらくして検査が終わったあと、医師から「子宮が通常の2倍くらいにまで腫れていますね」と宣告されてしまい……。
医師に「あなたの子宮は通常の2倍くらいに腫れています」と言われてしまったもちなべさん。続けて医師は「たぶん、子宮腺筋症(しきゅうせんきんしょう)かな」と告げます。
子宮腺筋症とは、子宮内膜様組織(=子宮内膜に似た組織)が子宮筋層内で増殖してしまう病気のこと。組織が増殖を繰り返すことで子宮筋層がどんどん厚くなっていき、それに伴って子宮そのものも大きくなります。
子宮腺筋症の症状としては、生理痛や過多月経、貧血、骨盤痛などがみられますが、もちなべさんの場合、これらの自覚症状はなかったようです。似た病気に子宮内膜症や子宮筋腫などもあるため、まだ子宮腺筋症と断定できる段階ではありませんが、これらの病気はどれも不妊につながるのが特徴です。そのため、どの病気であったにせよ、子宮に異常があるせいで妊娠しづらくなっているのであれば、医師が言うように経過を見つつ、時期を見て治療を始めたほうがよいかもしれませんね。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/助産師 松田玲子
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