夫の提案でドラム式洗濯機を購入することに
私たち夫婦はお互いに仕事をしながら子育てをしているため、いつも時間の余裕がなく、慌ただしい毎日を送っています。子どもがまだ小さく手のかかる年齢である上に、夫婦そろって仕事でも責任のあるポジションを任されていて、家庭も仕事もいっぱいいっぱい。
そんな状況を見て夫は、「家事の負担を減らすために、乾燥機能のついているドラム式洗濯機を購入しない?」と提案してくれたのです。その意見には私も大賛成だったので、私たちはさっそく家電量販店に足を運び、店舗で実際に商品を見てどれがよいか考え、スマホでネットのレビューを見て検討しました。
家電量販店で悩むこと30分。ついに「これを買おう!」と決断! そして数日後、ドラム式洗濯機がわが家にやってきたのです。
夫婦の価値観の違いが明らかに!
ドラム式洗濯機を使えば、洗濯物を入れてボタンを押すだけで、洗濯から乾燥までノンストップでおこなってくれます。実際にドラム式洗濯機を使い始めてみると、洗濯物を洗って干す時間は短縮できたのですが……。しばらく使い続けるうちに、私はあることが気になってしまいました。
それは、衣服が気になるほど縮んでしまったことと、以前よりも電気代が高くなってしまったことです。夫に相談するも、夫は「確かに縮んでるかもしれないけど、あんまり気にならないよ。俺は乾燥機能のおかげで洗濯物を干す時間が短縮されて、すごいラクに感じてるけどね」という主張を続けていて、衣服の縮みはまったく気になっていない様子。
衣服を自分で干す場合、かかる時間はだいたい10分ほど。私は「ドラム式洗濯機を使うたびに衣服の縮みや電気代を気にするくらいなら、乾燥機能は使わず手で干したほうがマシかも」と思い、次第に乾燥機能を使わなくなりました。
夫と話し合った結果…?
その後、ドラム式洗濯機を使うことで時短になるというメリットと、衣服が縮む、電気代がかさむなどのデメリットを踏まえて、夫婦で改めて話し合った結果、ドラム式洗濯機の乾燥機能は使わず、洗濯物を干すのは私が担当することになりました。
私は衣服の縮みや電気代を気にしなくてよくなったこと、そして夫は、私に洗濯物干しを任せることで、ドラム式洗濯機を使う場合と同じように自分で洗濯物を干す手間がないことに満足しており、この判断でよかったと考えています。
とにかく時間を捻出したくあまり家事に対するこだわりがない夫と、ただ時間を節約するだけでなく家事に対してのこだわりも強い私。お互いの家事に対する価値観に違いがあることに、ドラム式洗濯機を通して気づいた体験でした。
著者/nanoka22
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