夫は単身赴任で、離れて住む母親も産後1週間で実家に帰ってしまいました。生まれたばかりの赤ちゃんがいて、買い物にも出かけられない私。そんな、生活が成り立たなくて困っていた私を助けてくれたのは「生協の宅配」でした。
生協が命綱だった産後の生活
妊娠4カ月のとき、夫の単身赴任が決まりました。これからおなかが大きくなると、ひとりではお米を買うのもひと苦労です。
そこで、以前から気になっていた生協を利用することにしました。通販やネットスーパーもある中で生協を選んだ理由は、自炊派の私にとってうれしい、生鮮食品を持ってきてもらえること、子育て支援が厚く、宅配料などが無料になるサービスがあったからでした。
子育て支援サービスも内容はいろいろ
東京に住んでいる私が検討していた生協は「パルシステム」と「コープみらい」。
どちらも子育て支援サービスがありましたが、とくにコープみらいでは、母子手帳交付から子どもが小学校に入学するまで、手数料が全額無料という、非常に手厚いものでした。(2015年時点)
夫が単身赴任になった後は、あまり多くの食材を注文できないので、購入金額などの条件がなく、一律手数料が無料になるサービスは非常に魅力的でした。
産前も産後も大助かり!
コープみらいと利用した結果、産前も産後も非常に助かりました。産前は米や水など重いもの中心でしたが、産後は1カ月程はまったく外へ出られない生活が続いたので、生鮮食品を含め、食べるものすべてを配達してもらっていました。
子どもを連れてスーパーに出かけられるようになっても、荷物をたくさん運ぶのは大変なので、急を要さないものは配達してもらうことで、日常の買い物がかなり楽になりました。
生協のカタログには、離乳食など、ベビー向けのものもたくさん載っていました。また、産後はなかなか外出できなかったので、カタログを読むこと自体がひとつの楽しみになっていましたよ。妊娠中、これから出産を迎えるママは、ぜひ検討してみてください。(TEXT:ママライター石川ゆり)