わが家のナプキンの捨て方
わが家にはトイレの隅に小さなサニタリーボックスがあり、そこに使用後のナプキンを入れるようにしていました。
しかし、ナプキンを直接リビングにあるゴミ箱に捨てるほうがゴミ出しがラクだと感じるようになった私は、ナプキンを取り替えるたびにそちらに捨てるようになったのです。
ある日ゴミ捨て場で起こった出来事
もちろん、捨てるときは誰の目に触れても使用後のナプキンだとわからないように、チラシなどでナプキンをくるんで捨てていました。
そんなある日、いつもゴミ出しをしてくれている母がなにやら慌てています。どうしたのか聞いてみると、「カラスにゴミを荒らされてナプキンが道端に散乱していた!」と言うのです。
私は生理がくると毎月母に報告していた私。母も私も、ちょうどタイミング的に思い当たるところがあり、大慌て。母と私は急いで片付けに向かいました。
カラスに気持ちを聞きたい
幸い、ゴミ捨て場は人通りも少なく、近所で「ナプキンが散らかっている」と噂になることはありませんでしたが、とてもヒヤッとしたのを覚えています。それ以降、わが家では使用後のナプキンを捨てるときはもちろんのこと、毎回ゴミ捨ての際は袋を二重にして捨てるようになりました。
おかげでカラスにゴミが荒らされることもなくなりましたが、あのとき散乱するナプキンに母が気づいてくれていなかったらと思うと冷や汗が出てきます。なぜ、カラスがナプキンを散乱させたのか、今でも謎のままですが恐ろしい出来事でした。
ナプキンの処理にはいつも気をつけていましたが、カラスがゴミを荒らすことまでは想定していませんでした。危うくご近所さんに不快な思いをさせてしまうところでしたが、この一件で荒らされないゴミ出し法を生み出せたので、これはこれで学びになったのかなと思います。
著者/桃瀬りんご
監修/助産師 松田玲子
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