結婚後、義父母と同居することになった香澄さん。晋太郎さんの提案で、家賃収入を得るために、ほぼ香澄さんの貯金を使ってマンションを購入。しかし晋太郎さんの真の目的は、マンションで女遊びをすることでした。
「賃貸契約をした」と言い勝手に女性にマンションを貸してしまった夫。香澄さんは本当に賃貸契約をしているのか不審に思い、真相を突き止めるためマンションへ向かいました。
入居者である酒井さんは、香澄さんの突然の訪問に慌てている様子。それもそのはず、実は夫と不倫していたのです!
そのとき「ただいま」と言って、晋太郎さんが入ってきました。
香澄さんは「ただいまって、どういうこと?」「賃貸借契約書を見せて」と、反撃をスタートしたのです。
不倫相手にまで嘘を!?
香澄さんは酒井さんに部屋から退去するように命じました。しかし、マンションの名義が晋太郎さんだと思っている酒井さんは「アンタにアタシを追い出す権利なんてないから!」と反論。そんな彼女に冷静な口調で真実を伝えたのです。
「夫にすっかり騙されて。夫名義になっているのは実家よ」
この言葉に2人は慌ててしまい、「晋太郎! どういうこと!」と、他人という設定を忘れて呼び捨てで会話しはじめてしまいます。
それから香澄さんは離婚を進めていることを伝えました。
義父母と同居を強要したのは、義父の世話をしてくれる人を確保したかったから。
自分に貯金がないのにマンションを購入させたのは、性的欲求を満たす場所を確保したかったことから。
……晋太郎さんの仕組んだこれまでの悪事をすべて暴露しました。
さらに、「晋太郎が本当に好きなのはこの私!」と自信たっぷりの酒井さんに、この部屋に他の女性を連れ込んでいたこと、夫の密かな趣味を伝えたのでした。
夫は香澄さんだけでなく、不倫相手にまで嘘をついていたことが発覚。どこまで人を傷つければ気が済むのでしょうか。自分のことしか考えていない夫にはしっかり反省してほしいです。
注)婚姻中に購入した家の場合、離婚の際、家は財産分与の対象となります。離婚時に夫婦どちらの名義であっても、夫婦が話し合って財産分与の方法を決定します。