離乳食の進みがゆっくりな息子
息子が1歳になったばかりのころ、離乳食を少し食べたあとに必ず、母乳が欲しいとのけ反って泣いてしまうように。ここで授乳してしまうと、その後は離乳食を食べなくなってしまうのですが、私はひとまず泣き止ませるために授乳をしていました。
その光景を見た夫から、「母乳飲んでいるから離乳食を食べなくなるんじゃない? もうこの際、思い切って授乳やめたら?」という発言が。
夫婦で話し合って決めたこと
息子はまだ1歳になったばかりで、さらには離乳食をあまり食べてくれないということもあり、断乳する時期ではないと思っていた私は夫に反論。夫は離乳食を進めるべき、私は息子のペースに合わせて進めるべき、と話はあまり噛み合いませんでしたが、どちらも子どものことを考えていることは同じです。
なんとか良い方向に向かえばと思い、夫婦で話し合うことに。そこで決めたことは、息子の顔をしっかりと見て離乳食を食べさせること! 簡単なことですが、息子本人の気持ちが乗らなければ食べてくれないと思ったのです。
他にも、授乳を離乳食の時間とずらしたり、離乳食の時間を早めたり、試行錯誤を重ねていき、息子のためにはどのようにしたら良いのかを考えました。
その後、息子は徐々に離乳食を食べるようになり、自然と授乳の回数も減っていきました。私と夫、どちらの意見が正しかったのかはわかりませんが、息子のために行動することができてよかったと思っています。相手の意見を聞き、冷静に話し合うことが大切だと感じた出来事でした。
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監修/助産師 松田玲子
イラスト/ミロチ
著者:高山ななみ
9歳、7歳、4歳、2歳の4人の子どたちと夫との6人暮らし。医療系の資格を保有。医療の知識や子育ての経験をもとに、ライターとして活動中。