来て早々から、デリカシーのない振る舞いをするA子さん。インターホンを鳴らさずに入る、地面に置いた荷物をテーブルにあげるなど、きな子さんの常識では信じられないことばかりです。
極め付けは、冷蔵庫。きな子さんに断りなく冷蔵庫を開け、持参した飲み物を冷やしていたのでした。「そんなことを気にする自分がおかしいのか?」そんな考えが頭をよぎるも、嫌なものは嫌! 胸のざわつきがおさまりません。
「使ってないならちょうだい?」厚かましさに付き合いきれない
モヤモヤしながらも、とにかく時間が過ぎるのを待つばかり……。
その間もA子さんは、バウンサーやベビーベッド、腹帯と、お下がりを欲しがります。第2子のためにとってあるのは、きな子さんも同じです。新居まで持ってきているということは、必要なものであるはず。それでも次々とものを欲しがるA子さんに、うんざりするのでした。
A子さんを家に呼ぶのはこれが最後になったそう。大切な新居で気持ちよく過ごすためには、必要な判断かもしれませんね。
「世の中にはいろいろな人がいる」
この一件が勉強になったというきな子さん。学生のころはなんの違和感もなく仲良くしていても、さまざまな経験を積んだり、家族を持ったりすると価値観にズレが生じることが多々あるようです。
世の中にはたくさんの人がいます。モヤモヤするくらいなら、その人とは距離を置き、心地よく接することができる人と付き合うことが、ストレスをためない生き方かもしれませんね。
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