手紙の主は息子の担任!?
いつものように学校から帰ってきた息子。ランドセルから教科書を出していると、1通の手紙がヒラヒラと落ちました。
学校からのお便りかな? と思って私が拾い上げると、そこには『連絡待ってます♡』というメッセージと電話番号。息子の担任であるA子先生から渡されたものでした。
それを見た息子は、
「あ! すっかり忘れてた!! A子先生がパパに渡してだって〜」
と思い出したように言いました。
「夫とA子先生、知り合いだっけ……」
不思議に思った私がつぶやくと、
「わかんなーい! でもパパが僕の忘れ物を学校に届けてくれたとき、A子先生と話してたよ!」と答える息子。
イヤな予感がした私。手紙は渡しておくと息子に伝え、預かることにしました。
不倫確定!甘い言葉を連発する夫
これが最初のコンタクトなのか……、それともすでに2人はいい仲になっているのか……。疑いが止まらない私。
どうやって突き止めようかと思っていたら、チャンスがやってきます。
それは夫がお風呂に入っている間のこと。
夫と息子が夢中になっているゲームのレベル上げを任された息子が、「画面が動かなくなった」と、夫のスマホを私に手渡しました。
「これはチャンス!」と考えた私は、すかさずメールの履歴を開いてみます。
特にメールアプリにロックはかかっておらず、簡単に見ることができました。
すると、ボロボロ出てくる不倫の証拠! 普段私には言わないような、甘ったるいセリフを次々とA子先生に送っていたのです。
私は、自分のスマホで2人のやり取りを写真に撮って保存。
夫のスマホには、バレないように位置情報を確認できるアプリを入れておきました。
夫が先生に一目惚れ!?
メールの履歴を遡ってわかったのは、夫がA子先生に一目ボレしたこと。そして、学校に連絡をして、A子先生本人から個人的な連絡先をゲットしていたということでした。
子どもを教育する立場の先生と親が不倫だなんてがっかりです。
すぐさま興信所に浮気調査を依頼したところ、すぐさま密会現場をキャッチ! どうやら2人は頻繁に会っていることが発覚しました。
2人の密会は、学校の会議のない火曜日と木曜日。私は証拠をたっぷり集めて、次の密会予定の日に学校に突撃することを決めました。
次の密会日。
「どうやら、うちの夫と担任のA子先生が不倫してるみたいなんです」
校長室に通された私は、早々に教師の不倫を訴えました。
教師が不倫なんて……。校長は驚きを隠せない様子。
「写真だけでは信じ難いかもしれません。これから2人が今何をしているのか、確認しに行きませんか?」
そう言って私は校長や教頭を密会場所に誘い出しました。
“いつもの場所”で密会する2人を捕獲!
夫とA子がメールに書いていた“いつのも場所”に向かう私たち。その場所はなんと校内! 職員室の並びにある「美術室」でした。
私がガラッと勢いよく美術室のドアを開けると、案の定、そこには抱き合う2人がいました。
校長は激怒!
「児童の父親と担任教師が不倫だなんて……何をしているんだ!!」
と一喝。
たちまち騒ぎになり、夫とA子先生の不倫は広く知られることとなりました。
生徒や保護者からの信頼を失ったA子先生は不倫教師の烙印を押され、学校を辞めて無職に。もちろん私は夫と離婚。証拠はたっぷり揃っていたので、しっかりと慰謝料をもらうことができました。
◇ ◇ ◇
生徒に正しいことを教えるのが教師の役目。まさか保護者を恋愛対象に見るなんて、信じられないことですね。子どもにとっての先生とは、信頼できる存在であるはず。安心して子どもを預けるためにも、モラルのない先生がこれ以上いないことを願います。
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。