半分夫との生活のはじまり
私は彼からの家事も生活費もきっちり「半分」という提案を受け、給料の差や本当に家事をしてくれるのかなどを考えて、モヤモヤ。
不安が残るまま、彼の勢いに押されて同棲がスタートしました。
ブン太は残業が多くても食事、掃除、洗濯などの家事をいっさいサボりません。
はじめは不安だったマチ子さんも、穏やかでゆとりのある半分ルールの生活が快適でした。
順調に同棲生活を過ごしていたある日、吐き気や生理の遅れなど妊娠の兆候が見られたマチ子さん。
ブン太に妊娠検査薬を依頼すると、すぐに買ってきてくれました。
さっそく検査しようとトイレに向かうマチ子さんでしたが、視界の端でとらえたブン太の行動に、疑念を抱くのでした。
家事の折半が、思いがけず快適だったマチ子さん。
たしかに家事をしない男性もいる中で、家事を半分担ってくれるのは助かりますよね。
しかしあまりに完璧だと、自分もきっちりしなければ……とプレッシャーにもなりかねません。
結婚を見据えているなら、今後も何十年と続く同居生活。
ルールを守るのも大切ですが、状況に応じて柔軟に対応することも、良い関係を続けるには必要なのではないでしょうか。みなさんはパートナーと過ごす上で何かルールなどは決めていますか?
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