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「股、裂けてたの…?」後悔する母親に医師がかけた言葉とは!? #1歳息子と2人きりの自宅出産 9

【1歳息子と2人きりの自宅出産 第9話】消防隊員の夫、1歳の息子かおるくんと暮らしている水無月さん。自宅で出産後、突然の痛みに「もう1人生まれる?」とパニックになりますが、激しい痛みとともに出てきたのは胎盤でした。ようやく到着した救急車に、水無月さんは安堵します。救急隊員たちは、未だに泣いているかおるくんの対応や、へその緒の処置、赤ちゃんの保温など、テキパキと処置を進めるのでした。そこに夫も帰宅し、水無月さんは安心からかその場に倒れ込んでしまいます。

水無月さんが気が付くと隣に救急隊員がいて、名前や電話番号、そして出産時の様子を細かく質問されました。少し落ち着いた水無月さんは、救急隊員が10人以上いることに驚きます。胎盤まで出てしまう現場は珍しく、救急車が3台出動したことを消防職員の夫から聞かされるのでした。胎盤をおなかの上に乗せたまま、銀色の保温シートにまかれて救急車に乗せられた水無月さん。産院に到着した水無月さんは、不安気に赤ちゃんの様子を尋ねます。赤ちゃんは大丈夫とのことで、水無月さん自身の体調チェックが始まるのですが……!?

 

本当によく頑張ったね

1歳息子と2人きりの自宅出産 9

 

1歳息子と2人きりの自宅出産 9

 

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1歳息子と2人きりの自宅出産 9

 

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産院の分娩室で、血圧と心拍のモニターをつけることになった水無月さん。会陰裂傷を縫うために、医師がやってきます。医師は「なんでもっと早く来なかったの!」と言いながらも、「よくひとりで頑張ったね……怖かったでしょ……」と水無月さんの気持ちに寄り添ってくれました。そんな医師の言葉に、水無月さんの涙は止まらなくなってしまうのでした。

 

そこへ、赤ちゃんの様子を伝えに助産師さんがやってきました。低体温になってはいたものの、症状は軽いとのこと。しかし、臍の緒に繋がれていた時間が長かったため、黄疸が出やすくなる可能性もあるということでした。加えて、医師からは感染症の詳しい検査もすると告げられます。

 

水無月さんは「私が早く病院に行かなかったから……」と自責の念にかられてしまいます。赤ちゃんがNICU(新生児集中治療室)に入ることを告げた助産師さんは、水無月さんのスマホを借りて、ある写真を撮ってきてくれました。そこには夫とかおるくん、そして生まれたての赤ちゃんの姿がありました。

 

生まれてすぐにNICUに入ることになった水無月さんの赤ちゃん。助産師さんが赤ちゃんの写真を撮ってきてくれたことで、水無月さんの不安もいくらか和らいだのではないでしょうか。十分な準備のないままに自宅出産をすると、母体にも赤ちゃんにも危険が及ぶ可能性も。自宅などで予期せぬ出産となってしまった場合は、必ず救急車を呼ぶようにしましょう。

 

監修/助産師 松田玲子

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    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーターいもやまようみん

    姉妹と夫と4人暮らし。アメブロ公式トップブロガー/イラストレーター。わが家のバタバタな日々やフォロワーさんの体験談マンガを描いています。

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