同席していた夫の友人は、妻帯者だと知りながら不倫した責任はとるべき! と反論。ホステスは泣き出し、主人公は最終的に300万円で合意したのでした……。
残るは夫との離婚調停
主人公は司法書士事務所の先生から、夫には貯金や持ち家がないことから、たとえ慰謝料を分割払いにしても途中で支払われなくなるケースがあると教わりました。
離婚調停をはやく終わらせたい主人公は、慰謝料はなしで良い代わりに、養育費は必ず払うこと、新車を引き渡すことを条件にしたいと提案するのです。
夫は要求を承諾し、離婚届を提出するところまでようやく決まります。
その後、主人公は残りの荷物を引きとるため義実家に戻り、義両親へ挨拶。
……すると、家にいた夫が「話がある」と主人公を引き止めましたのでした。
司法書士の先生のおかげで、はやい段階で慰謝料を諦める決意ができた主人公。
離婚調停では双方の言い分の折り合いがつかず、長引くケースもあるでしょう。
話し合って解決できることもあるかもしれませんが、暴力的な夫の場合それも難しいのが現実。
調停が長引いて精神的な負担が増える前に、離婚の条件を考え直すのも、賢い選択なのかもしれませんね。