毒太に次女ちゃんがお風呂に入っているのか問うと、
「知らん」
と答え、結局子どもの面倒すらまともに見れなかった様子……。
さらに毒太は、
「お父さんが危険な状態になったのは、お母さんの呪いだ」
とありえない発言をしたうえ、お見舞いにも行かないと言うのです……。
睡眠時間が少ないなかで妻が頑張っても毒夫は…
自分は行かないものの、お父さんが危険な状態なら、仕事や家より優先して病院へ会いに行って来い……と言う毒太。
子どもとお留守番もろくにできなかったくせに。
瓜田チャリさんはもはや毒太を信用できません。
毒太は家事を一切していないため、食器を洗って、ヒナコちゃんをお風呂に入れて……さらに朝は毒太のお弁当作りもあります。
そして朝6時、毒太にお弁当を渡すと……何故か「プフッ!」と笑う毒太。
「お前さ! 俺の靴下、出し忘れてるやん!」
「あ、作業着とシャツと一緒に靴下も置いたつもりやった」
瓜田チャリさんがそう言うと……
「いや、ミス多すぎ! どうやったら靴下だけ忘れるねん!」
毒太はバカにして笑いながらそう言いました。
それを聞いた瓜田チャリさんは、ぼんやり疑問が湧きました。
これも私のミス……?
世の中の夫婦は、夫の靴下は妻が用意するの?
子どもたちは自分で制服も荷物も用意してるけど……。
そう思っても、瓜田チャリさんは毒太へ言い返すことができません。
その後、ヒナコちゃんを保育園に送っていると、たっくんママと遭遇しました。そこで瓜田チャリさんはお父さんが危篤状態であることを告白。
「数時間毒太に任せたら、もうさ……ははっ……」
瓜田チャリさんが昨晩のことを話すと、たっくんママは、何も言わずとも喋る気力がなくなるレベルで酷い有様だったことを察してくれました。
そしてさらに、
「ねぇ、緊急で困ったときはさ、3人うちで預かるよ。夕飯冷凍パスタとかになるだろうけどね~」
とたっくんママは言ってくれたのです。
靴下を履かせてもらうことはしなくなったものの、服の準備をすべて妻に任せる毒太。瓜田チャリさんの言う通り、子どもが自分で準備をしているのに、なぜ大人の毒太が何の準備もしないのでしょうか……。家事はおろか子守すらできない毒太に笑われたり、バカにされる覚えはありませんよね。
そしてそこに現れた救世主のたっくんママ! 実際に頼る、頼らないは別にして、こんな言葉をかけてくれるママ友がいると心強いですね。