「たまたま鍵が開いてたときに母さんが来るなんて……そんな偶然、本当にあると思う?」
そう言ったパパが突然「……あっ!」と思わず声を上げました。
「母さんに返してもらった合鍵、あれで全部じゃなかったのかも……」
鍵屋で返してもらった合鍵を元に、もう一つ合鍵を作って持っているのかも……とついに真相に辿り着いたのです。
それを聞いて震えるママは……?
鍵は付け替えられない!もう怯えて暮らすしかない…?
「パパの言う通り……お義母さんが合鍵を作っていとしたら、戸締りなんて意味がないじゃない!」
パパの考えを聞いて焦るママ。
「今すぐ! 鍵! 鍵を付け替えよう。鍵を付け替えないと……ねっ!」
動揺するママにパパが、
「落ち着けって! ここ借りるときに、マンションの管理規約で勝手に鍵を変えられないって言われただろ……」
と説明。
「それはわかってる……でも……じゃあ私はこれからずっとお義母さんに怯えて暮らすの?」
ママは不安な思いを吐露しました。
娘の散歩に買い物、外出しないわけにはいきません。
こんなことならお義母さんを許すんじゃなかった……。
「前に、合鍵を盗まれたときと何も変わらない! いつまでこんなこと繰り返さないといけないの!」
2人の大きな声で、娘の愛菜ちゃんが泣き始めてしまいました。
するとパパは愛菜ちゃんを抱き上げ、
「菜々子……ここまできたらもう……」
覚悟を決めたようで……?
鍵を新しいものに変えられないとなると……お義母さんは侵入し放題。お出かけから帰宅したらお義母さんがいるかも……なんて毎日怯えて暮らしたくありませんよね。パパは新たな対策を考えているようですが……皆さんならどうしますか?
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