パパの絶縁策は、上司から持ち寄られた転勤の話を受けること。ただ、小さな娘を連れて慣れない土地に引っ越すこと、本社勤務となると残業も増えるため、パパはもともとは断ろうと思っていたのです。
しかし、その話を聞いたママは、
「私はあなたと愛菜がいれば、どこでも大丈夫。お義母さんと物理的に離れられるなら、これ以上うれしいことはないよ」
パパの考えた策を実行することをママも決意したのです。
一方、そんなことになっているとは知らない義母は、ママから届いた「これからも家にこないで」という断りのメールを信じられず……?
暴走する義母は再びママの自宅侵入を計画し…
義父から夕飯の催促をされた義母。
すると……
「うるさい! お父さんは黙ってて!」
夕飯どころではない義母はパニックになっていました。
「……わけない。きっと……誠(パパ)ね……そうよ」
ひとりでブツブツ呟く義母。
ママから来た家に来るのを断るメールは、パパが代わりに打ったんだと都合よく解釈しました。
義父の声も耳に入らない義母は、明日にでもママの家に行こうと計画……。
すると……
「お前……大丈夫か?」
義父から急に問われた義母は、
「えぇ……大丈夫よ」
と笑顔で答えるのでした。
義母は、“ママは自分のことを拒否”しないと思い込んでいます。そしてそんな義母は再び合鍵を使ってママたちの自宅に侵入しようと計画……。義父にはそんな義母の暴走を止めてほしいですね……。