生理用ナプキンから月経カップに
私は今まで生理用ナプキンを使っていたのですが、肌荒れや経済的なところから月経カップを使用するようになりました。挿入など最初こそ大変だったものの、使っていくうちに慣れ、快適に過ごすことができるように。
「子どもとのお風呂でも活躍するし、月経カップは本当に便利だな!」と、月経カップに愛着が湧いていました。しかし、そう思ったのもつかの間……。「月経カップはもう使いたくない!」と、思ってしまうほど、大変な事態に見舞われたのです。
腟から出てしまいそう
ある生理中、私は便意を感じたためトイレへ。そこまで力んではいなかったはずですが、便を出そうとすると、腟から月経カップが出てきそうな感覚に……!
「出産を思い出すなあ」なんて、最初は楽観的だったのですが、だんだんとスムーズに便を出せないことにストレスを感じるようになってしまいました。便を出そうと力むと、完全に月経カップが出てきて便器の中にドポンと落ちてしまいます。「一度、腟から月経カップを取り出そうか……」「でも便をすでに出してしまった状態で取り出すのは汚いし……」と私は悩んだのでした。
便秘気味に…
「次からは、月経カップを出して便をすれば!」とも考えてそうしてみたこともあったのですが、経血まみれの月経カップを手で持ちながらは、それはそれで大変で……。そのため、次第に生理中には便秘気味になってしまうように。このことがきっかけで、「もう月経カップを使うのはやめようかな」と、私は月経カップにマイナスイメージを抱いてしまうようになったのでした。
一時的に生理用ナプキンを使ってみたものの、やはり私の場合はデリケートゾーンの肌が荒れてしまい、とても悩みました。
現在は、便秘対策として、いつも以上に食物繊維をとることを心がけるようにしています。生理中は、朝から大麦を茹でて野菜スープに入れて食べています。そのおかげかわかりませんが、以前よりそこまで力まなくてもスムーズに便が出るようになったという気も。
私にとって月経カップはとても便利な生理アイテム。だからこそ、手離さずに済むように自分がよりよく使えるよう試行錯誤していきたいです。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者/花山 花子
イラスト/マメ美
監修/助産師 松田玲子
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