私には現在、2歳と1歳の娘がいます。主人とは2まわり近く年が離れていることもあり、考え方などが合わないことも。付き合っているときは、そこが楽しいと思っていたのですが、子育てとなると難しいなと思うことばかりです。
お世話はママの仕事。パパは遊ぶだけ!?
主人は子どものことをとてもかわいがってくれるのですが、おむつ替えやお風呂など、育児に関してはノータッチですべて私任せでした。
信頼はしてくれているようで、私のすることに口出しもしませんでした。また、私もマイペースな性格もあって、主人が手伝ってくれない不満もありましたが、主人に言うより自分でした方が早いと、とくに主人に言うこともしませんでした。こんな私を見ているので、主人は育児の大変さなんて全然わからなかったようです。
初めての娘と2人きりのお留守番
ある日、私が病院へ行くことになり、主人から「娘はみているから大丈夫」と言われ、少し不安でしたが、娘と留守番してもらうことにしました。
診察を終えてスマホを見ると、大量の着信履歴が。あわてて家に帰ると、今まで見たことのない主人の疲れた顔がありました。私を見ていて、自分にもできると思っていたそうなのですが、娘がいきなりギャン泣き!何をしたらいいのかわからなくて、オロオロしてしまったようです。
できる・できないを伝えること
その後、留守番の件があってから、主人が私に気を遣ってくれるようになりました。一日中、子どもといることが大変だということを実感したようです。それでも主人はやはりおむつ替えなどは苦手でしてくれませんが、その代わりに私がつらいと話をすると、お風呂そうじやゴミ出しなどをしてくれるようになりました。
直接の育児とは言えないかもしれませんが、私の負担が減り、子どもに集中できるようになり、主人も育児に参加してくれていると思っています。
私たち夫婦はお互いの得意・不得意を伝え、協力というよりは分担をして育児をしました。私は負担が減り、主人も育児に参加できているよろこびを感じてくれたようです。(TEXT:ママライター深田よう子)