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「言うことを聞け!」支配的な母が「結婚の条件」として出してきたこととは

私は複雑な家庭環境で育ち、つらい人生を送ってきました。そんな私にとって、夫との出会いは救いでした。けれども、夫との結婚は一筋縄ではいかず……。

「言うことを聞け!」支配的な母が「結婚の条件」として出してきたこととは

 

複雑な家庭環境で育った私

私の両親は、小学校2年生のときに離婚しました。私は母に引き取られ、母は住んでいる住宅でスナック経営を開始。すぐに再婚をした相手は、母より11歳年上の倒産しそうな鉄工場の社長でした。ご飯もあまり食べられないほど生活は苦しく、住む場所も転々とするような生活が続き……。

 

ただでさえ精神的につらかったのですが、母は性格的に難ありの人で、私の行動に対して事あるごとに制限をします。私は意思を持つことを許されず、母からロボットのような扱いを受けていたのです。

 

夫との出会いが人生の光に…

そんな苦しい生活を送っていた私は、高校3年生のときに今の夫と出会いました。彼は他校の男子学生で、私が通っていた学校行事で知り合うことに。その後、偶然会うことが何度か続き、そのうち共通の友だちによるお節介のおかげで、私たちは付き合うこととなったのです。

 

社会人になってからは結婚も視野に入れるようになりましたが、問題は私の母親の存在でした。なにかと私の自由を奪ってきた母に「彼と結婚したい」と言うのは至難の技。

 

そして、彼に厄介な母のことを話すのは恥ずかしい気持ちがありましたし、理解してもらえるかも心配でした。

 

結婚への高いハードルを乗り越え…

意を決して彼に母のことを話すと、彼は状況をわかってくれて「一緒に説明しに行こう」と言ってくれました。けれども、いざ母に結婚の報告をしに行くと、「婿養子になれ」「私たちが死ぬまで金銭面で援助しろ」「墓の管理をしろ」などありとあらゆる結婚の条件を突きつけてきたのです。さらには「お前たちはどうせ離婚する」とひどい言葉も浴びせられました。

 

あまりに前途多難な状況でしたが、彼はあきらめずに何度も私の実家へ出向き、結婚を許してもらえるように話しに行ってくれたのです。最終的に、私の母からのいくつかの結婚条件を飲むことで、無事結婚することができました。夫には申し訳ない気持ちもいっぱいですが、彼と新しい家庭を築きあげることができて幸せな生活を送っています。

 

 

夫は私のことを大事にしてくれています。さらには厄介な母のことも面倒を見てくれている夫には、感謝しかありません。私は複雑な家庭に育ったので、健全な家庭を築き上げられるか不安でしたが、支配的だった母を反面教師にして、夫とはお互いに尊重しあえる関係を続けていきたいです。

 

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