トイトレが進まない…とママだけが焦る日々
もうすぐ3歳になる娘のトイトレが進まず焦る日々。自宅では試行錯誤していましたが「おむつがいい」と言われまったく進みませんでした。一方、保育園ではトイレの成功回数が増え、日中は布パンツで過ごせる日も増えるように。しかし、保育園を1歩出ればおむつ生活に逆戻り……。おしっこが出たことを教えてくれることもなく「お姉さんパンツはく?」と聞いても「はかなーい!」とのこと。やっぱり家でのトイトレはまだ無理なのかな……ともやもやしながら過ごします。
ある日の保育園後、夕飯を食べにお出かけをしていたら、娘が突然「おしっこしたい」と言い出したのです。私は、おむつなのになんでそんなことを言うのだろう?と思い「していいよ」と答えます。しかし、首を横に振る娘。よくよく聞くとトイレでおしっこしたいという意味のよう。トイレへ行きズボンをおろすと、娘はなんと布パンツをはいていました。先生は、娘がトイトレできていると思い布パンツをはかせていたようです。保育園を出発してから約2時間、布パンツをはいていることをきちんと理解し、私に「トイレへ行きたい」と教えてくれた娘の成長にただただ感動。トイレでおしっこができた娘をぎゅっと抱きしめて褒めました。すると娘は照れながら「今日はお姉さんパンツだったの~」とひと言。
翌日、先生に聞いてみたら、布パンツは先生が間違えてはかせていたことが判明! しかし、その日をきっかけに娘は自信がついたのか、自分から布パンツを持ってくるようになりました。今も自宅ではおむつでいることが多い娘ですが、娘なりにゆっくりと成長して頑張っていると思うことで心の余裕が生まれています。
著者:藤田わか奈/30代女性・主婦。3歳になったばかりのやんちゃな娘を育てるママ。介護が必要になってきた両親のお世話と、子育てに奮闘中。
イラスト:Pappayappa
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています