うっかり下着を…
想定外のタイミングで生理が始まったある日。ナプキンを着けていなかったため、経血が下着に付いてしまいました。手洗いをして経血を落としてから、洗濯機で洗おうと思い、下着をお風呂場に持ち込んだ私。
洗面器で付け置きをし、その間に体を洗って、下着の汚れが浮いてきたところで下着を洗って……と、ここまでは順調でした。しかし、お風呂場を出るタイミングで、あるハプニングが。なんと、洗った下着を、洗面器内に残したままにしてしまったのです。普段やり慣れていないことだったので、ついうっかり忘れてしまいました。
父に下着が見つかり、赤っ恥
運が悪いことに、そんな日に限って父が私のあとにお風呂に入ったのです。下着を置き忘れたことを忘れ、のんきに過ごしていたところ、お風呂場で父が「なんだこれは!」と、声を上げました。父のひと言を聞いた瞬間、まずい! 下着が置きっぱなしだ!と気づきましたが、時すでに遅し、でした。
父の言葉に、母がいち早くお風呂場に駆けつけました。そして、私の下着を見てすべてを悟ったようです。すぐに「だらしないことをするんじゃない」と、私は母からお説教タイムに。父との間にも、きまずい時間が流れ、私は穴があったら入りたいと思うほど、恥ずかしい気持ちでいっぱいになりました。
生理中、使ったあとは確認を
この失敗以降、生理中は、お風呂場やトイレを使用したあと忘れ物はないか、汚れはないかなど、確認してから出るようになりました。
確認すると、時々経血が残ってしまっていることや、生理用品を収納している棚の扉が開けっ放しになっていることなどに気がつくことも。そんなときは、確認してよかったと感じます。自宅だけでなく、外出先のトイレや、彼氏の家のお風呂場などでもより気をつけなければと意識するようにしています。
今でも、生理中にお風呂場やトイレを自分が使用したあとに家族が使うとドキドキします。でも、その緊張感があるからこそ、しっかり確認をしようという気持ちが保てているのだなとも感じます。
お風呂場やトイレを次に使う人が気持ちよく使える状態にしてから出るということは、恥ずかしい思いをするからというだけでなく、マナーとしても大事なこと。今後も、使ったあとの確認を怠らないようにしていきたいです。
著者:田村 ちな/主婦
イラスト:おみき
監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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