浣腸するほどでもないよね?
今回の妊娠中は、緩下剤を内服していたおかげもあり、毎日数回の排便がありました。計画無痛分娩をする前の最後の健診のとき、助産師さんに「分娩前日に下剤を内服したり、浣腸をしたりしたほうがいいですか?」と聞くと、「便秘がひどいようだったら、しても大丈夫ですよ」と言われました。
私は、「毎日こんなにうんちが出ているから、浣腸するほど腸に残ってないよね? 今回は無痛分娩だから、そんなにいきまないだろうし……」と、特別うんち対策はせずに出産に臨むことに。
うそ! いつ出たの…!?
計画無痛分娩の当日、いつも通り朝に排便があり、私はひと安心。入院して陣痛誘発剤を投与してもらい、子宮口が5cmほど開いたところで、麻酔をしてもらいました。次第に下半身の感覚がなくなり、痛みもまったく感じなくなりました。
それから1時間ほどして、助産師さんが私の子宮口の開き具合を確認しに来ると、助産師さんが「あ、お通じ出てますね」と言ったのです。
私は「え、いつ出たの? まだ腸の中にうんちあったんだ……。いきんでないのに出たの?」とびっくりしましたが、その表情を察したのか助産師さんが「大丈夫ですよ」と、手早く私のうんちを処理してくれました。
「無痛分娩なら、そんなにいきまないし、便秘もしていないし、うんちの心配はないでしょ!」と思いながら臨んだ出産でしたが、いきむタイミングでもなかったのに、結局、無痛分娩中にうんちが出てしまった私。助産師さんがササッと片付けてくれたのが救いでした。
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監修/助産師 松田玲子
イラスト/森田家
著者:吉川 みきな
14歳女の子と4歳男の子、0歳の年の差兄弟を育てている母。反抗期の娘とイヤイヤ期の息子の育児に日々奮闘中。上の子を出産後に大学に通い、看護師の資格を取得。現在は看護師としてパート勤務をしている。