ぷよ子さんにたびたび嫌がらせをしてくる先輩のLさんは、2人目を妊娠したものの年齢や経済的な観点から中絶を選んだのだそう。もし生まれていれば、ぷよ子さんと同じくらいの時期に出産の予定でした。
妊娠経験があるのであれば、ぷよ子さんがどんな気持ちなのかわかるはず。しかし、Lさんがぷよ子さんに対して嫌がらせをやめることはありませんでした。
生まれる子がかわいそう!
Lさんはすでに子どもがいて、中絶をしたのは2人目の子ども。Lさんにもその選択をするだけの理由があったとは思いますが、悔しさや悲しさを私にぶつけてくるのはちょっと違うんじゃない? と思わざるを得ませんでした。
私は妊娠初期の出血で思わず泣いてしまうほど不安になったことがありました。それは赤ちゃんのことが大切で、失いたくなかったから。
Lさんも同じように子どもを失いたくなかったのだと思います。行き場のないつらさの矛先が、Lさんから嫌われている私だった……ただそれだけなのですが「生まれる子がかわいそう!」と言われたときはさすがに心が痛みました。
Lさんのつらさも何となくわかってしまうので、事を荒立てたくなかった気持ちも相まって私は「妊娠していることがつらい」とうそを言ってしまいました。
本当はとても幸せなのに……相手の顔色を伺って、自分の身を守るために子どもを犠牲にするような行動をしてしまった自分がとても嫌な存在に思えてしまいました。
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Lさんをこれ以上刺激しないよう、自分が思っていることとは逆のことを言ってしまったぷよ子さん。相手の気持ちを汲んであげられるやさしさはとてもすてきなものですが、自分の気持ちや考えも大切にしなくてはいけませんよね。
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