時間にルーズで服のセンス最悪の夫
夫は家族で外出する際、いつもギリギリになって朝シャワーし、私に「服は何を着たらいい?」と言ってきます。夫は服にまったく興味がなく、センスはお世辞にもいいとは言えず……。
同じ服を何枚も持っているので、いつも同じ格好をしています。ただ、外出の際は普段よりきれいな装いをしてほしいため、私が選んだ服を夫に着てもらっていました。
怒り爆発の私
ある日、家族で海に出かけるとき、いつものように夫が「服を持ってきてくれ」と私に言ってきたのですが……。その日、私は早朝からお弁当や子どもの準備でバタバタして、自分の朝ごはんすら食べられないくらい忙しい状況でした。
そのため、夫の言葉に怒りが爆発してしまったのです。私は「自分のことくらい自分でさっさとしろ!」と怒ってしまいました。
私が考えた対応策
夫が自分で選んできた服を見た私は、思わずがく然としてしまいました。洋服のセンスが私の好みとはまったくかけ離れていたからです。そこで考えた末、私自身がストレスを感じないように、できる準備は就寝前に準備万全にしておくことに。出発時刻より2時間前にはみんなを起こし、時間を気にしない夫には30分繰り上げた時刻を出発する前までこまめに伝えるようにしました。すると、余裕をもって予定時刻に出発できるようになったのです。
人の行動を変えるのはとても難しいですが、自分の行動を変えて問題を改善することで夫とぶつかることもなく、私自身のストレスも軽減されてよかったなと思っています。これからも、夫婦間で何か問題が出てきたら、夫を責める前に自分でできることがないかも考えていこうと思います。
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監修/助産師 松田玲子
イラストレーター/ちひろ
著者:岩見 エリ
2人の男児の母。看護師歴12年、フランスで出産し子育て中。