生理2日目に美容室へ
ある月の生理2日目、私は美容室にカット+カラー+トリートメントのメニューで予約を入れました。
当日は自宅を出るときに「今日はいつもより体がしんどいかも」と感じたのですが、雨が降っていたので「低気圧のせいかな?」と思いながら美容室へ。思ったよりもカラーに時間がかかり、気づけば入店から約3時間が経過していました。
すると、シャンプー台からセット面(カットをおこなうところ)に移動するとき、おしりのあたりに違和感が。セット面の椅子に座った瞬間に「ぐにょっ」としたなんとも言えない感覚があり、「あ、やばい! 経血が漏れた!」と直感。おそるおそる椅子を確認すると、経血がナプキンから溢れ出し、椅子にまで漏れてしまいました。
女性スタッフに謝罪すると…
経血で椅子を汚してしまったことに気づき、すぐさま担当の女性美容師に謝罪した私。
この美容室には長いこと通っていて、以前から担当の美容師とは仲良くしています。たまたまその時間帯は他にお客さんがいなかったことも幸いし、彼女は「別に気にしないでね、よくあるから」と笑って励ましてくれました。おかげで、申し訳なさはありましたが、そこまでの恥ずかしさはなく済みました。
タンポンにも慣れていこう
今回の出来事で、ナプキンユーザーの私は「今後は経血量が多い日に外出するときには、ナプキンとタンポンを併用するようにしよう」と決めました。
生理2日目で経血量が多い日だったので、この日の私は念のため夜用ナプキンをつけて自宅を出たのですが、それでも3時間くらい経ったらナプキンから経血が漏れ出てしまったのです。美容室に迷惑をかけてしまったこともあり、もう少し経血漏れ対策をしっかりしていれば……と後悔しました。
美容室で恥ずかしい思いをした私ですが、女性スタッフの対応には本当に助けられました。今までは「入れるのが難しい」という理由でタンポンを避けていましたが、今後はナプキンだけでなくタンポンも活用するなどして、同じ失敗を繰り返さないようにしたいです。
著者/しいの 恵
イラスト/マメ美
監修/助産師 松田玲子
※タンポンの過度な長時間使用はトキシックショック症候群(急な発熱、吐き気、めまい、失神などの症状)を引き起こす可能性があるため、パッケージ等に記載されている時間や使用方法をしっかり守りましょう。
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