義両親との関係・冷たい夫の態度に悩む妻
義両親たちの行動を知らない夫は「うちの親がそんなことするはずないでしょ!考えすぎだよ」と聞く耳をもってくれません。
そういえば、近頃夫は会社の飲み会と言って帰ってこない日も多い上に、残業も増えています。私に対してもそっけなく、なんだか冷たい……。
義両親のことに加えて、夫との関係性の悪化から私は離婚を考え始めるものの、娘のことを考えるとなかなか決断を下せません。
「親の介護は頼んだ」夫の発言にあぜん!
そんなある日、夫から急に話があると言われ、「実は他に好きな人ができたんだ。離婚してほしい」と突然の離婚宣言! 私は怒りを通り越してあきれてしまいます。しかし、私も離婚は以前から考えていたので、了承することに。
すると夫が「そこで相談なんだけど、俺は彼女と結婚するから、うちの親の介護は頼んだ!」と言ってきたのです!
「俺は新婚生活楽しみたいから、この家は出ていこうと思ってるんだ。生活費と養育費は払うから、このまま両親と一緒に住んでくれ」と耳を疑うような発言。これには私も憤慨し、娘と家を出ることを断言します。
離婚の話を聞いて、急に自分たちの老後が心配になった義両親から引き留められるものの、今さらやさしくされても時すでに遅し。私は弁護士に依頼し、慰謝料と養育費は絶対に払ってもらい家を出ていくと宣言します。
浮気夫と嫌みな義両親の末路
私は娘を連れて実家へ帰り、弁護士の力も借りて無事に離婚が成立。夫と浮気相手から慰謝料もしっかりもらえました。
一方、浮気相手は夫の会社の部下だったようで、今回のことが会社で広まり、居づらくなって2人とも会社を辞めることになったそうです。また、2人とも慰謝料の支払いで生活が苦しく、バイトに明け暮れている様子。
おまけに義両親から「同居しよう」としつこく泣きつかれたようで、浮気相手が嫌がり、結局2人は破局。自業自得の結末となりました。
最近私は「ママ、明るくなってよかった!」と娘に言われるほど、実家でのびのびと生活しています。数年間、窮屈な思いをしてきた分、これからは自分らしく生きていくつもりです。
親の面倒を押し付け、自分は浮気相手と出ていこうとしていた自分勝手な夫と別れられて本当によかったと思います。
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。