なぜか3カ月も生理が止まってしまった
今から5年ほど前のことです。前の月まではいつも通りにきていたはずの生理が、突然こなくなってしまいました。当時、「そのうちくるだろう」「たまたまこなくなっただけ」と楽観視していた私。ところが、翌月と翌々月も生理がこないため、「さすがにおかしい」と思い始めました。
同じ経験のあった友人に相談をしたところ、「早めに婦人科で診てもらったほうがいい」と言われ……。診療日と時間を検索したうえで、公休日を利用して地元の婦人科に向かいました。
婦人科に通って治療を受ける
私の住んでいる地域には、大きな病院の婦人科とベテランの先生がいる診療所の婦人科があります。まずは、診療所の婦人科で診察を受けることに。これまでの経過と症状、生活の状況をベテランの先生に細かくお話ししました。そして、検査を受け、医師から「卵巣の機能が弱くなっていることが原因だろう」と告げられました。また、そのとき実は極端な食事制限でのダイエットをしていた私。「無理な食事制限のダイエットやストレスによるものも考えられる」とも言われたのです。
そして、ホルモン注射での治療がスタートしました。医院から指定された日に受診して、おしりの片側か両側に注射をする治療方法です。注射を止めると生理がこなくなるため、現在でも治療を続けています。
生活習慣にも気をつける
そして通院日以外でも、体のことを第一に考えて生活習慣を改善し過ごすようになりました。
まずは規則正しい食生活や睡眠、適度な運動や休息を心がけるように。無理なダイエットはやめながらも、食べ過ぎには注意しながら栄養バランスのとれた食生活を意識。
そのときに身につけた生活習慣は、今でも継続できるようにしています。当時とは仕事や生活環境に変化はありますが、できるだけ生活リズムが乱れないように注意しながら毎日の生活を送っています。
今でも日々の生活習慣に気をつけながら、仕事の合間に婦人科に通院してホルモン注射を受けています。体に負担のかからないように、婦人科の先生と相談しつつ今後も治療を続けていくつもりです。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者/光丘月乃
監修/助産師 松田玲子
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