私が赤ちゃんに母乳をあげている時期に気になったのは、ときどき、赤ちゃんが母乳を飲むのを嫌がることでした。もしかして「おっぱいの味がマズイのでは?」そう思い、おっぱいの味見をしてみたところ、なんとまったく甘くなくておどろきました。
以前は甘みがあったおっぱいがなぜ?
以前も、母乳の味がどんなものなのか気になり、味見をしたことがありますが、そのときはたしかにほんのりと甘みを感じました。しかし、赤ちゃんが嫌がって飲まないときに味見をしてみると、まったく甘く感じない。これはやはり、赤ちゃんが飲まないのは、味がマズイからだろうと思いました。
そこで自分なりに調べてみると、どうやら食べ物によって、おっぱいの味が変わることがあるとの情報を知ったのです。
おっぱいがマズくなる食べ物って?
カフェインやアルコールなどは、母乳によくないという知識はあったので、それらを摂取することは避けていましたが、そのほかの食べ物によっても、おっぱいの味が左右されるということは、私にとっては新しい情報でした。
そこで、赤ちゃんがおっぱいを飲みたがらないときの食事内容と、おっぱいの味を調べてみることに。すると、野菜が少なく、脂っこい料理を食べたあとのおっぱいは、甘くなくドロッとした感じで飲みが悪かったのです。
おっぱいがおいしくなる食べ物って?
おっぱいの味がおいしくなる食べ物にはどんなものがあるのか、調べてみたところ、シンプルな旬の食材を使った「和食」がいいとのことでした。
栄養豊富な旬の野菜をふんだんに取り入れ、豆腐や納豆などの豆製品や白身の魚を積極的に取り入れた、「高たんぱくで低カロリー」の食事。それが、おいしいおっぱいのためにはいいと言われている食事でした。それはイコール、私自身の健康にとってもいい食事でした。
あまりにも衝撃的な「まったく甘くないおっぱいの味」は、今でも忘れることができません。おいしいおっぱいのためには、ママの食生活にも気を配ることが大切だということを学んだ経験でした。(TEXT:ママライター恋瀬たまこ)