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「体重は同じなのになんで!?」40歳、気付いたら丸い体になっていた私が真っ先におこなったこと

加齢による体形の変化は、日々少しずつ積み重なっているもの。40歳にしてそれを実感する出来事がありました。若いころから体重は量り続けていましたが、その数値に変化がなかったので気付かなかったのです。自分も加齢に伴って確実に丸くなってきていることに……。気付いて、焦って、少しでも体形を元に戻すべく、行動を起こした私の体験談です。

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師黒田 あいみ 先生

美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。Zetith Beauty Clinic医師(東京都中央区銀座4丁⽬2-17 銀座111レジャービル13階)。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。著書に『アスリート医師が教える最強のアンチエイジング』(文藝春秋)。
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体重は変わらないはずなのに…

それは、冠婚葬祭を控えた40歳のある日のこと。喪服を着る機会があり、私は久しぶりに20代のころに買ったスーツを出しました。めったに出番のない服だからこそ、長く着られるようにと選んだ定番のシンプルな形の黒のパンツスーツ。買ったころと比べても、身長も体重もほとんど変化がないから大丈夫。そう、信じていました。

 

が、しかし。いざ、着てみると……何かがおかしい。腕も脚もパツパツなのに胸周りはスカスカ。挙げ句の果てにズボンのウエスト部分が締まらない!! なんとかベルトでごまかして着てみるも、鏡に映った姿は……とても人前に出られるものではありませんでした。

 

自分の全身の姿にショック!

あるメーカーの調査によると、腕、体幹部、脚の脂肪率バランスは、30代未満は脚だけが突出して高いのに対し、30~40代を経て、50代では全体がほぼ同じ程度になっているのだとか。つまり、年齢とともに体形は丸くなるのだそうです。

 

パンツスーツが入らないというまさかの事件があって、思い切ってありのままの自分の全身を改めて見てみると……。おなか周りのヤバさは言わずもがなですが、おしりや腰周り、腕周りも丸くなっている……。下着姿はさらに恐怖でした。ブラジャーに乗る脇肉! ブラジャーの下からはみ出る背中肉! 戦慄とはこのことか!と言いたくなるほどおののきました。

 

そんな恐怖体験をした私ですが、昔から太りやすい体質だったこともあって体重計に乗るのを日課にしていました。体重が増えたら食事量を調整したりして戻していたので、自分では「キープできている」という気持ちだっただけに、かなりのショック。

 

でも、今思えば体重だけを見ていて、体形はあまり気にしていなかったのです。全身が映る姿見は玄関にしかなく、出かける前にささっと前後を見る程度だったことに気付きました。

 

 

現実に気付いた私が、真っ先にしたこと

体形の変化にがく然とした私は、少しでも元に戻すべく、いろいろ調べました。そして、運動が苦手な私でも続けられそうな、簡単なストレッチを始めることに。

 

まずは毎朝起きてすぐに以下のストレッチをおこなっています。

1. 座った状態で両足の裏を合わせ、両手でつま先を包む

2. かかとをできる限り体のほうに引き寄せる

3. 背筋を伸ばし、つま先を手で持ったまま膝を10回ほど上下に動かす

股関節が痛気持ち良い!

 

もう1つ、日中の空き時間におこなっているストレッチです。

1. 左右どちらかの足を前に出して、膝を90度に曲げる(片膝立ちの状態)

2. 前に出したほうの足をさらに1歩前へ 

3. 前の膝に両手を乗せ、全体重をかける

4. その状態で、後ろの脚をできる限り後ろに伸ばす

5. そのままの姿勢を10秒キープ!

6. 左右を入れ替えて1から5まで繰り返す

最初はグラつきましたが、1日5回ずつ毎日続けるうち、うまくバランスがとれるようになりました。

 

今、ストレッチを始めて1週間。元の体形にはほど遠いですが、短時間でできるので、無理なく続けられています。

 

まとめ

今回のことで、いくら体重などの数値は変わっていなくても、加齢による体形の変化はたしかに自分にも起こっているのだと実感しました。

 

これから年齢を重ねるにつれ、数値ばかりにとらわれずにしっかり意識して自分の体を見つめていかないと、気付いたときには手遅れになってしまうかもしれないと思いました。そうならないよう、少しの時間で簡単にできるエクササイズを取り入れるなど体形の崩れ対策をしていきたいと思います。

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

イラスト/サトウユカ

 

 

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著者:おおさわ

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