髪を切る周期や必要な道具は?
Naomiさんいわく、髪を切る周期はショートスタイルで1~1カ月半、ミディアム・ロングヘア―では2~2カ月半が理想的なのだそう。その間、前髪が伸びることが気になる方は自分でカットするのがおすすめとのこと。
前髪セルフカットに必要な道具は全部で5つ!
・髪の毛をとめる鳥のくちばしのような長い形状をしたダッカール2つ
・同じく髪の毛を留める小さなピン2つ
・髪の毛を切る専用のはさみ
・セニングばさみ(髪の毛をすく用のはさみ)
・髪の毛をとかすくしやコーム
すべて市販の物でOK! ダッカールやピンなどは100均などで安価に入手することもできます。
前髪はこう切るといい感じに!
まず、カットする前髪を後ろの髪と分けて、後ろの髪はダッカールでしっかりと留めます。
コームで髪をとかしたら、生え際から2cm程度を目安に前髪の内側部分だけを三角形に取り分けます。外側になる両サイドの前髪は小さいピンで留めておきます。
髪を分けることができたら、はさみを縦に持ち、眉毛の位置を目安に前髪をカットしていきます。毛束を持つのではなく、コームでとかしながらフリーハンドで切るのがポイント!
このとき前髪を一気に切るのではなく、はさみの刃先を使って縦に少しずつちょんちょんとカットしていくと良いのだそう。
全体的に前髪が切れたら、毛先を散らすためにセニングばさみを使って前髪の長さ3分の1ほどを縦にカットします。
ある程度髪をすいたら、毛先を指先で散らしながら髪をすく量を調節してください。
セニングばさみで髪を挟んだら下にスッとスライドして抜くのがポイントです。
そしてセニングばさみは、必ず縦に持ってカットするようにしてください。セニングばさみを横向きにして髪を切ると、短い毛がピョンピョンと飛び出してしまう原因になります。
内側が切り終わったら、次は外側の前髪へ。小さいピンで留めていた前髪を下ろして分け目の量が多い部分からカットしていきます。
毛束を人差し指と中指で挟み、目の位置を目安に斜めのラインでカット。前髪を指で挟むとき、角度を上げ過ぎないようにしましょう。
真っすぐ横に切るのではなく、斜めにはさみを入れていくのがポイント!
ななめに切ることで、前髪を下ろしたときに髪がきれいに流れやすくなる上にこめかみ付近の薄毛を隠すことができます。分け目の反対側も同様に、斜めに切ることを意識してカットします。
ふんわりとした前髪にするなら
前髪を切っただけでもスッキリとして見えますが、前髪をふんわりとさせたい場合はさらにカットしていきましょう!
前髪全体を上に持ち上げます。グーッと持ち上げて前髪の外側だけを残したら、前髪を3回ねじります。
このとき、持ち上げきれなかった前髪はそのまま落としてしまって大丈夫!持ち上げることのできた外側の前髪をカットしていきます。
ねじった前髪の上から3分の1くらいの部分をセニングばさみでカットします。このとき、下から上へ3回に分けてカットしましょう。
そしてここからは慎重にカットしてください!
セニングばさみでカットした前髪を持ち、落ちてきた前髪を下に落としきります。すると、1番長い部分だけが手に残るはず。
残った前髪をまた3回ねじり、先ほどと同様に毛先3分の1にあたる部分を3回に分けて下から上へとカットしたら終了です。
カット後はぺったんこだった前髪がふんわりした状態に! 目にかかっていた長い前髪もスッキリしました。
前髪をセットする際は、ロールブラシで髪を内側から持ち上げてドライヤーを当てるとさらにふんわりして若々しい印象になりますよ。ワックスでスタイリングしたり、ヘアスプレーで固定すると崩れにくくなるでしょう。
Naomiさんによると、長めの前髪はタイトでクールなイメージになるのだとか。対して、短めの前髪だとふんわりさせやすく、根本の白髪も目立ちにくいスタイリングができるのだそう。
まとめ
美容師のNaomiさんが伝授する、ふんわり前髪のセルフカット法をご紹介しました。美容室へ行く時期ではないけれど伸びた前髪が気になる……という方はぜひ参考にして前髪のセルフカットに挑戦してみてはいかがでしょうか。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
YouTube「Naomiの美チャンネル【髪は女の命】」では、他にも動画を多数配信されています。ぜひご覧くださいね。
画像提供・協力/Naomi
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