共済保険や年金、給料などエェコさんのお父さんには収入があったものの、お金の管理ができておらず預金はほぼゼロの状態でした。エェコさんが支援しようにも、小学生の子ども2人にはまだまだお金がかかります。
やむを得ず、お父さんの生活保護を申請することに。もし生活保護を受けられなかったら……と考えたエェコさんは思わず現実逃避したくなってしまいました。
わかってはいたことだけど…
癒やしを求めて手を出したはずのSNSで見かけたのは、生活保護に対するさまざまな意見でした。
「生活保護の人たちにお金を払うために税金を納めているのではない」「生活保護の人が生きていても別に得はしない」など心ない意見もありました。
生活保護については賛否両論がありますし、考え方だって人によって違います。しかし、意見に対して感じることも人それぞれな訳で……私は生活保護に対する厳しい意見を見て、どうしようもないくらいつらい気持ちになりました。
今までだったらひどいことを言う人もいるんだな程度の気持ちだったかもしれませんが、当事者になり考え方が変わりました。自分でどうにかしたい気持ちは山々なのですが、どうにもならないから生活保護を受けるしかなく……。
マイナスな意見にしか目が向かず、こういうふうに思う人たちがいるならばいっそ父と一緒に死んでしまおうかとすら思ってしまいました。
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SNSに限らず、インターネットではストレートに意見を発する人が多いですよね。もちろんいろいろな意見を尊重すべきですが、意見の言い方が悪いと本当に伝えたいことは伝わりません。顔が見えない人に意見を発信するからこそ、見た人がどう思うのか考えなくてはいけませんね。
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