注意しただけなのに…子どもたちの態度に困惑
道路の近くでボール遊びをする子どもたちの様子が気になり、家の中から確認していた私。危ないので注意しようかと思っていると、ボールがわが家の車に当たりました。幸い車は無事でしたが、車に当たれば傷がつく恐れがありますし、道路で遊ぶと危険なので小学生たちを注意。その後は落ち着いた雰囲気で遊んでいるようでした。
次の日夕方、玄関のチャイムが鳴ったのでドアを開けると、なんと昨日注意をした子どもたちが立っています。「どうしたの?」と聞くと、「のどが渇いたのでお茶をください、ジュースでもいいです! お菓子も食べたいな」と言い出したのです。もちろん、息子の友だちでもありません。「なぜうちがあげないといけないの?」と質問しても、「昨日ボールを当てたから」と意味がわからない回答を繰り返すだけ……。私は子どもたちの要求を断り、学校へ連絡することを伝えます。すると、子どもたちは不満そうな表情で去っていきました。その後、学校に一連の出来事を連絡すると、すぐに生活指導の先生が公園に行き、子どもたちを注意してくれたそうです。
対応してくれた先生から話を聞くと、「子どもたちは昨日関わりを持ったので、知り合いになったつもりでいた」とのこと。先生に対応してもらいほっとした半面、あの子たちは少し関わった大人にすぐに親近感を覚えるのかと不安に。息子には事の経緯を伝え、非常識なことはしないように注意しました。何かあったときは先生に相談しながら、地域で子どもたちを見守っていきたいと思います。
著者:斎藤めぐみ/30代女性・主婦。1男1女のママ。毎日ケンカばかりだが、楽しくにぎやかに暮らしている。
作画:ヒロミンミン
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています