出産を控えた小梅とその夫のやっくん。出産は今日か明日かというところ、小梅の陣痛が始まりました。「そろそろ病院に行く」とやっくんに話しかけたら……。
ゲーム中の夫に病院へ行きたいと伝える
陣痛が始まった小梅は病院へ行こうと夫に声をかけます。ゲームに熱中している夫は、「病院ならサッサと行ってこい!今、いいとこなんだから話しかけんな」と信じられない言葉を放ちました。
送ってくれると思っていた小梅はびっくり。出産よりもゲームの方が大事なんて……。こんなのが夫とは、呆れるやら情けないやらで文句を言う気もなくなりました。そして病院へはタクシーで行くことに。
病院に到着。待合室で小梅の近くに座っていた妊婦さんの夫が、「できるだけサポートするから!テニスボールも持ってきたよ!」と言っているのを聞いて羨ましくなります。夫には頼れないので、実母にサポートをお願いしようと電話をかけますが、生まれたら電話して!と切られてしまいます。こうなったらひとりで産む!と決意した小梅でした。
陣痛が始まった妻に向かって、冷たい言葉をかける夫。これだけで「離婚」の文字がよぎりますよね。病気じゃない……とやっくんにとって出産はラクなイメージなのかもしれませんが、お産は命がけ。近年は両親学級や父親教室などが各所で実施されているので、パパも積極的に出産の知識を吸収してほしいですね。
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