毒太がしつこいため、話題をかえて瓜田チャリさんはこれからの段取りを説明しました。子どもたちはママ友に頼んであることを告げると、迎えに行くのはかわいそうだからゆっくりさせてあげたら、と言う毒太。
さらに、「メシは?」「風呂は?」と次々自分の心配をする毒太。瓜田チャリさんが呆れながら答えると、毒太は「何時に帰ってくる?」と聞いてきました。毒太の世話をしている暇はない瓜田チャリさんは、うんざりするのでした……。
非常識な夫は妻を気づかわず、ありえない発言を連発し…
お父さんが実家に戻ると、葬儀屋さんはすぐに来てくれました。
親族みんなお葬式のことについて心配していましたが、
「葬儀プランはご自身が既にお決めになられています。費用も全額前納でいただいてますよ」
という葬儀屋さんの言葉にホッとしました。
さらに遺影にする写真についても、親族みんながお父さんから預かって持っていたため、困ることはありませんでした。
そうして翌日がお通夜、翌々日が告別式という日取りに決定。
瓜田チャリさんは、フミちゃんとヒナコちゃんを預けていたたっくんママの家へ迎えにやってきました。
改めてお礼がしたいと言う瓜田チャリさんに、
「お礼いらないから、またお茶しよう! 落ち着いたら」
と言ってくれるたっくんママ。
そして瓜田チャリさんはようやく帰宅。
社長に話して忌引休暇をもらったと言う毒太に、
「急やけど休み取れて良かった」
と言う瓜田チャリさん。
すると……
「うん明日から4日間休み取った」
と言う毒太。
驚いた瓜田チャリさんが、休みは2日間だけでじゅうぶんで、自身には忌引休暇がないため3日後には出社すると伝えると……
「えー……こんな機会やし、俺は4日休むわ」
と言う毒太。
「俺、週一しか休みないねんで。2日間ぐらい余分に休んでも許されるやろ」
呑気な毒太は予定通り4日間休むと宣言し、クローゼットにかけてあるから出すだけなのに喪服の準備まで瓜田チャリさんにお願いしてきました。
さらに……
「俺の親にも連絡したんやけどさ、うちの親からの香典って5千円でいいん?」
と、聞く毒太。
「いや……息子の妻の場合は、相場は3万から……ぐらみたいやけど……」
瓜田チャリさんは内心「直接私に聞く!?」と驚き、呆れるものの答えると……
「はあぁ!? たっか!」
毒太からありえない反応が返ってくるのでした……。
父を亡くしてショックを受け、休みたいのは瓜田チャリさんなのに、忌引休暇が2日間でじゅうぶんだとわかっても、「こんな機会だから休む」と呑気に言う毒太。
喪服の準備もクローゼットから出すだけなのに、瓜田チャリさんに言いつけてきました。
さらに自分の親が出す香典の金額は本なりネットなり、調べようと思えばすぐにわかること。調べる前に、父親を亡くし悲しんでいる瓜田チャリさん本人に直接聞聞いた挙句、相場を聞いて「高い」という発言……普通では考えられませんね。