赤ちゃん連れでの引っ越しは、当日までの荷造りも大変。低月齢の赤ちゃんだと、授乳やおむつ替えも頻繁で、作業が中断されがちなうえに、少し大きくなって動き回るようになると目が離せず、これまた作業がはかどらない……。今回は、なんとかスムーズに荷造りをするためのアイデアをご紹介します。
荷造りパックを利用する
「おまかせパック」などの名前で、引っ越し会社に荷造りをお任せしてしまう有料のプランがあります。専門のスタッフが荷造りしてくれるので、スピーディーかつ、割れ物などもていねいに梱包してもらえます。
難点としては、やはり費用がそれなりに高額なこと。すべての荷物をお願いするのではなく、梱包に手間がかかりがちなキッチン周りだけをお願いするなどの工夫で、予算と折り合いをつけてお願いするのがおすすめです。
一時保育を利用する
赤ちゃんを一時保育に預け、その間にテキパキ荷造りしてしまうのもおすすめです。お迎えの時間が決まっているので、それまでに絶対にこの部屋の分は終わらせよう!と、気合いも入ります。
地域や施設によっては、希望の日時に予約が取りにくかったり、事前に利用登録が必要だったりということもあるので注意が必要です。できれば、普段からときどき利用して慣れている施設だと赤ちゃんもママも安心ですね。
親やきょうだい、友人に手伝ってもらう
実家が近くにある、近くに住んでいて頼れる兄弟姉妹や友人がいるなどの場合は、手を貸してもらうのも一案。ただ、いくら親しい仲でも、荷物のなかにはプライベートなものもあるので、そういうものを触られるのはちょっと抵抗が……ということもあるかも知れません。
その場合は、赤ちゃんをしばらくの間、見ておいてもらい、その間にママはせっせと荷造りをするという方法も考えられます。
身近な人に手伝ってもらう場合、食事をごちそうするなど、何らかの形で感謝の気持ちを伝えるのを忘れないようにしたいところ。そういった心配りもできると素敵ですね!
著者:奥田美紀
二児の母。IT企業にてSE・プログラマーとしてシステム開発やWEBサイト運用等をおこなう。夫の転勤や子育てのために退職し、現在は妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。