赤ちゃん誕生を機に、これまでより広い部屋を借り換えたり、マイホームを持ったりと、お引っ越しをされるご家庭も多いですよね。今回は、お引っ越しの際にチェックしておきたい、周辺環境のポイントをご紹介します。
1.小児科などの病院が近いか
乳児期は、健診や予防接種など、病気になったとき以外でも小児科に行く機会が何かと多いもの。評判のいい小児科がお引っ越し先の近くにあると安心です。また、子どもが少し大きくなってから受診する機会の多い、皮膚科・耳鼻科などの場所もチェックしておきましょう。
また、「小児歯科」と看板に掲げているなど、小児の診察に慣れている歯科が近くにあれば、定期健診なども受けやすく、非常に便利です。
2.ベビー用品が揃う大きなスーパーが近いか
夫婦2人のころは、帰宅ついでに駅近くの小さなスーパーでササッと買い物……ということも私自身多かったのですが、赤ちゃん連れだとベビーカーでもゆったり入れる広めのスーパーのほうがお買い物しやすいと思います。
紙おむつやおしりふき、粉ミルク、ベビーフードなどの取り扱いが豊富なお店だと、さらに助かります。自家用車で買い物に行く場合、駐車場の広さも要チェックです。
3.気軽にお散歩に行ける公園が近いか
赤ちゃんが生まれて間もないころは、あまり行く機会がないかも知れませんが、少し大きくなってくると、気軽にお散歩できる距離に公園があるとうれしいもの。
トイレにおむつ替えの台はあるか、入り口などが階段の場合はベビーカー用のスロープはあるかといったことのほか、遊具はきちんとメンテナンスされているか、家から公園までの道のりは安全か(交通量や道幅など)ということもチェックしておくと安心です。
赤ちゃんが生まれると、独身のころや夫婦2人のころには気にも留めなかったような要素が、生活のしやすさに影響してきます。赤ちゃん誕生を機にお引っ越しを検討されている方は、事前に周辺環境もチェックして、暮らしやすい場所にお引っ越しされてくださいね。(TEXT:ママライター奥田美紀)