「隠し通さねば…」ママ友たちの前で事件発生。慌てた私がとった行動は？

 

2人の子どもを出産後、私は経血量が増えたと感じるようになりました。経血量が多い2日目はなるべく家から出ない、どうしても出かけるときはナプキンとタンポンを併用するなど対策をとっています。その日は生理3日目でしたが、上の子に「公園に行きたい」と言われた私。私の場合、特に量が多いと感じていたのは2日目のみだったため、「3日目なら大丈夫だろう」とナプキンのみを着けて公園へ。

 

公園に行くと、同じマンションに住むママさんたちと子どもたちが遊んでいました。公園で会えば話をする程度の距離感のママさんたちです。上の子もお友だちと楽しそうに遊んでいたので、生理中だけど連れてきてよかったと思いました。

 

お昼になり、「さあ、みんな片付けて帰ろうか」と話していたときです。なんとなくおしりに違和感を覚え、ワンピースを見てみると……。

ひざ丈のワンピースのおしりは真っ赤、ワンピースの下にはいていたレギンスは黒なのでわかりづらかったですが、レギンスを伝ってスニーカーまで赤くなっていたのです。

 

仲良しといえるほどのママさんたちではなかったので、恥ずかしくてなんとか家に着くまで隠し通したい！と私はパニックになりました。

公園を出て、さりげなくみんなの後ろを歩くようにしていました。パニックすぎて会話はしているものの、内容は何も頭に入っていません。このままマンションのエレベーターに乗ればさすがにバレてしまう、でもベビーカーだし一緒に乗らないのは不自然すぎる……。「何かで隠さなきゃ」と思った私の目に入ったのが、0歳の子のベビーカーにかけていた日よけのケープでした！

 

とっさにケープを腰に巻いて経血がついてしまったワンピースを隠した私。今思えば、それもかなり不自然だったと思います。ですが、なんとかママさんたちに指摘されることなく家に帰ることができました。

 

 

生理3日目でも油断してはいけないと勉強になった出来事でした。赤ちゃん用ケープを腰に巻いていたのはだいぶ不自然だったので、もしかしたらママさんたちに気づかれていたかもしれません。黙っていてくれていた「やさしさ」なのかもしれないとも感じました。この失敗から生理3日目でも、自由にトイレに行けない際はナプキンとタンポンを併用するなど、より経血漏れに気をつけるようになりました。

 

著者／たきざわ ちほ
作画／加藤みちか
監修／助産師 松田玲子