細胞の生成に欠かせない栄養素が、亜鉛です。とくに妊娠初期、ママのおなかの中にいる赤ちゃんは、細胞分裂をくりかえしながら育つからこそ、妊娠を考えはじめたときから、亜鉛はしっかりとりたい栄養素です。
また、亜鉛は男性の前立腺に多くあり、精子の運動を活発にするはたらきもあるといわれています。妊娠したいと考え始めたら、毎日どんな料理を食べればいいのか。今回は亜鉛がとれる、おすすめのレシピをご紹介します。
主食と主菜が一皿でOK。忙しい日に!
パスタの一種であるクスクスを使っているこちらのレシピでは、主食と主菜を一度にとることができます。さっぱりしているので、食欲のないつわりの時期にもぴったりです。亜鉛は、魚介類に多く含まれています。えびの代わりにカキ、ほたての貝柱、あさり、ズワイガニ(水煮)のようなものに変えてもOKです!
カラフル野菜から亜鉛&ビタミンをチャージ
かぼちゃ、パプリカ、ズッキーニなど、カラフルな野菜がゴロゴロと入っているこちらのレシピでも、亜鉛をとることができます。もちろん、ビタミンAやビタミンEもバッチリ!焼いている途中に出てくる野菜の水分には、さまざまな栄養が含まれています。マリネ液ごといただくことで、野菜の栄養をしっかりとることができます。
まるでデリ風!おしゃれなサラダで亜鉛を
亜鉛が多く含まれているカニは、高たんぱく質、低脂肪、低カロリーの食材です。カニとブロッコリーを使ったこちらのレシピは、まるでデリ風の彩り!ヨーグルトとレモン汁を使っているので、さっぱりした味わいながらもクリーミーなサラダに仕上がります。また、ブロッコリーからは、妊娠中にとりたい葉酸もとることができます。
体のすみずみにまでじゅうぶんに栄養が行き渡るためには、それぞれの栄養素の働きを知り、毎日組み合わせながら食べ続けることが大切です。とくに亜鉛は男性にも食べてもらいたい栄養素です。パートナーと一緒に、たっぷり召し上がれ!