整形外科での診断は「更年期症状かも」
手のしびれは、最初、右腕を下にして寝てしまったのかと寝相のせいだと思いました。ですが、翌日からまたしびれ出して、2週間たっても治らなかったので近所の整形外科を受診しました。医師に2週間前から起床時に右手と右腕がしびれるようになったこと、だんだんしびれが強くなり、しびれが取れにくくなってきたことを訴えました。エックス線を撮りましたが骨や関節に異常はありませんでした。採血をし、結果は1週間後に出ると言われました。
医師の問診で、手のどのあたりが一番しびれるのか、どの指がしびれるのか、腕のどの部分が一番しびれるのかなど、いろいろと質問を受けました。指や腕の一部がしびれるわけではなく、全体的にしびれるので、そのように答えました。すると医師は「しびれを取る薬を処方するので様子を見ましょう。1週間後に採血の結果もわかるので来てください」と言われました。
薬を1週間飲みましたが、しびれが軽減することはありませんでした。再診したところ、医師から「採血の結果、整形外科的な問題はなかったので、可能性としては更年期症状かもね」と話がありました。手足のしびれは典型的な更年期症状だそうです。女性ホルモンには抗炎症作用がありますが、更年期になると女性ホルモンが減るため、手足を使うことで起こる炎症が抑えられず、痛みやしびれが生じやすくなるとの話でした。
サプリのモニターで「ソイチェック」を実施
新聞のチラシに、大塚製薬の「エクエル」を3カ月間モニター価格で利用できる広告が入っていました。「エクエル」とは、女性ホルモンのエストロゲンに似た働きをするエクオールを含むサプリメントです。「エクエル」のことは、同じく更年期症状に悩む友人から聞いたことがありました。1人は更年期症状のひどい肩凝りが改善され、もう1人は体の調子が良くなった気がすると言っていました。
エクオールを作るためのエクオール産生菌が活動しているかを調べる「ソイチェック」という3,000円くらいの検査がモニターは無料という点と友人の話を思い出し、しびれの改善を期待してモニターに申し込みました。
第1回目の「エクエル」と一緒にソイチェックの検査キットが届きました。「ソイチェック」は尿検査で、「エクエル」服用前の尿中のエクオール量を調べます。尿を郵送後、約1週間で測定完了メールが届くので、そこに記載のURLからマイページにアクセスして結果を確認します。
尿中のエクオール量が10μM以上だと、腸内のエクオール産生菌が活発に活動しているそうです。私は2.5μMだったので、エクオール産生菌は活動しているけれど産生量が不足しているという結果でした。
「エクエル」の服用で更年期症状が改善
「エクエル」は1日4粒を目安に飲みます。起床時の習慣で常温の水を飲むときに飲むことにしました。飲み始めて1週間。起床時のしびれには変わりなかったので、私には効果がないのかとがっかりしていました。しかし服用開始から2週間を過ぎたころ、気が付いたら起床時のしびれを感じなくなっていました。自覚がなかったので、少しずつしびれが改善されたのでしょう。
その他に「エクエル」を服用して改善された私の更年期症状は、日中の睡眠です。私は夜中に中途覚醒してしまうとしばらく眠れないので、朝から眠くて仕方がありません。家族を見送ったあとの二度寝はしょっちゅうでした。でも、「エクエル」を飲んで3週間後には、朝から二度寝することがほぼなくなりました。朝から動けるのは、思いがけなくうれしい改善でした。
まとめ
「エクエル」を飲んで2カ月半になります。途中、通い始めた整体の先生に「そのサプリは女性ホルモンに似た成分を補う意味では良い面もあるけれど、一般に薬やサプリメントは肝臓を傷める」と言われ、自己判断で「エクエル」を10日間服用しませんでした。すると、起床時の手と腕のしびれが復活してしまったのです。これはまずいと、また飲み始めたところ、いつの間にかしびれがなくなりました。
少なくとも現段階では「エクエル」を服用していたほうが、体調が良いようです。モニターが終了後も、定期便で継続しようと思っています。
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