ビタミンDは、カルシウムの吸収を助けることで、骨や歯をじょうぶにするはたらきがあります。また、ビタミンDが血液や筋肉に一定量あることで、ホルモンバランスの調整や、カルシウムの濃度を保つことができます。今回は、ビタミンDがとれる、おすすめのレシピをご紹介します。
魚が苦手な人もパスタにすると食べやすい!
さんまにはビタミンDのほかにも、ホルモンバランスを維持するために必要な脂溶性ビタミンなどがたっぷり含まれています。血液中の悪玉コレステロールや中性脂肪を減らすはたらきのある不飽和脂肪酸も含まれているので、2日に一度は食べたい魚です。使っているパスタを全粒粉のものにすれば、食物繊維量もアップしますよ。
忙しい日は包み焼きで魚料理を!
鮭に含まれている鮮やかな赤い色は、アスタキサンチンという色素です。抗酸化作用もあるので、免疫力をアップさせるためにも欠かせません。このレシピのように包み焼きにすれば、忙しい日でも簡単に魚料理を楽しむことができます。パプリカなどの緑黄色野菜をプラスすることで、さらに栄養バランスもよくなります。
生春巻きで、ちょっとおしゃれに!
ビタミンDを多く含む、マグロの赤身を使ったレシピ。マグロの赤身をライスペーパーで包んだヘルシーな生春巻きです。アボカドからは、別名「妊娠ビタミン」と呼ばれているビタミンEも、とることができます。ライスペーパーがなければ、サニーレタスを使って巻くと野菜もたっぷり食べられます。
食品から摂取するだけでなく、ビタミンDは外に出て紫外線をあびることでも、体の中で合成されます。ただ、長時間、紫外線を浴び続ける必要はありません。朝目覚めたら、部屋のカーテンを開けて日差しを浴びるように、毎日の生活習慣をほんの少し変えるだけでも効果的ですよ。