ゴリの店で働かされているディーラーの鈴木さんから、ゴリが店のスタッフである子連れ女ユウと一緒に住んでいることを聞き出したマチさん。連絡を取りユウに会いに行くと、刑務所にいる夫の寂しさを埋めるためだったと別れを言い出し、合鍵も渡してくれました。
その足でゴリの別宅に乗り込み車の鍵を取り上げると、出産予定日が近い身重のサキさんに突進し鍵を取り返すゴリ。身の危険を感じたサキさんはこの日は引き上げることにし、ゴリに貸した金と車のローン一括払いを言い渡してその場を後にしました。
「子どもも産まれるし、今度こそ頑張るわ、俺」本気で言ってる?
※「看護士」…正しくは「看護師」と書きます。
翌朝、破水したサキさん。娘のお迎えや親への連絡を済ませた午後に病院へ行くと、すぐに分娩台に向かうことに。サキさんは父親でもあるゴリにも連絡をしておいたので、ほどなくして彼も駆けつけます。
ビデオカメラ係を言いつけると、別宅女ユウとの顛末とともにゴリは父として頑張ることを宣言。
しかし、ユウらしき人物からの電話もかかってきており、スッパリ別れているようでもなく、それでいていい父親ぶろうとするゴリにサキさんは、ゴリ自身がどうしたいのか問い詰めます。
そうこうしているうちに子宮口が全開になり、出産態勢に入るサキさん。
お腹の子に向かって「一緒に頑張ろうね」と言うと、自分のことと勘違いしたゴリが返事をするなど最後までチグハグな2人に見守っていた看護師さんも思わず吹き出してしまいますが、そもそもの事情を知っている病院側は常に妊婦にとっての最善を考えてくれるので、サキさんにとってとても心強いことでした。
◇ ◇ ◇
立ち会い出産を希望しサキさんの腰をさすってくれ、両親学級で学んだことを実践して能動的に出産のサポートをしてくれるゴリの姿勢は、父親としてとても頼もしいことです。
しかし、二股をして別宅で暮らしていたユウは店を辞めたというものの、彼女らしき電話がかかってきてそれに対してズルズル関係を続けているような会話が聞こえてきて、まったく信用ならないゴリ。サキさんとの関係を続けたいなら、中途半端な関わり方はやめてほしいですね。
このほか、マチさんはさまざまなマンガをブログで更新しています。ぜひチェックしてみてくださいね。