旅費はほぼ全部、義母持ち!?
ある日、わが家に遊びにきた義母から、旅行のお誘いがありました。夫の両親は夫が学生のころに離婚していて、お付き合いがあるのは、現在は義母のみです。
「子どもたちが行きたいところでいいから、一緒に行こう。飛行機代もホテル代も、全部出すから、どこがいい?」と、義母が言ってくれました。
中学生の長女が、あるテーマパークに行きたがっていましたが、私たち夫婦と子ども3人、それに義母となると、飛行機のチケット代とホテル代だけで数十万円になります。それでも、義母は「予約はお願いするけど、お金は私が全部出すからね」と言ってくれ、お言葉に甘えることにしました。
「私は子守り旅行だから…」
わが家の子どもは3人いて、中学生の長女、4歳の長男、0歳の次男です。家族だけで長女の行きたがっているテーマパークに行くとなると、絶叫系に乗りたい長女、身長制限がある上に怖がりでゆっくり動くものしか乗れない長男、ほぼすべての乗り物には乗れない次男……と、同時に付き添える大人の数が足りません。
すると義母は「私は何年か前にそのテーマパークに行ったことがあるから、今回は子守り旅行のつもり。次男くんとベビーカーで園内を散歩しているから、ミルクとおむつの時間だけ戻ってきてちょうだい」と言ってくれたのです。そのおかげで、夫と長女、私と長男、義母と次男でそれぞれペアになり、上の子たち2人を思い切り楽しませることができました。
私と夫が交代で、ミルクの時間には義母と次男のもとに行き、次男に育児用ミルクをあげ、それ以外の時間は上の子たちが望むことに時間を使うことができました。旅費をほぼすべて負担してくれただけでも十分ありがたいのに、「子守り旅行」と言って、1日中次男の面倒を見てくれた義母の神対応には、心から感謝しています。
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作画/ぐら子
著者:吉川 みきな
14歳女の子と4歳男の子、0歳の年の差兄弟を育てている母。反抗期の娘とイヤイヤ期の息子の育児に日々奮闘中。上の子を出産後に大学に通い、看護師の資格を取得。現在は看護師としてパート勤務をしている。
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