バランスボールで骨盤底筋トレーニング
まず私が筋力を落としたくないと思ったのが、骨盤底筋群です。出産を経験した女性の場合、骨盤底筋群が年齢とともに衰えやすく、尿漏れなどの原因にもつながるという話を聞いたことがありました。
この骨盤底筋群を鍛えるためには、この部分の筋肉に力を入れたり緩めたりという運動を繰り返しおこなうのが効果的だとネット記事で見ていたのですが、習慣にするのもなかなか難しいと感じていました。
そこで私が取り入れたのが、宅トレグッズです。骨盤底筋群の筋力強化のために導入したのは、オンラインセミナーで紹介されていた直径15cmの小さなバランスボール。ソファに座ってテレビを見ているときなどに膝の間に挟んで、太ももから膝をゆっくり上げ下ろししたり、またデスクワーク中にもおしりの下に敷いてみたり、たまにやる気になったときには、横になって足首の間にボールを挟み、脚ごとゆっくり上げ下ろししたり。
小さなボールではありますが、部屋にあると目に留まるので、ふとした時間にも「ちょっとトレーニングしようかな」という気になり、継続しやすいのがメリットだと感じています。
腹筋ローラーを使って無理なく腹筋キープ
私が使っているもう1つの宅トレグッズは、腹筋ローラーです。私はオンラインのダンス教室でベリーダンスを習っているので、きれいな腹筋を常にキープしておきたいと思っています。かといって、毎日ただ黙々と腹筋運動をするのは、私の場合は続かないし……と思っていたところ、筋トレが趣味の友人におすすめされたのが、この棒状のものに車輪状のものがついた腹筋ローラーでした。
たしかにこれも部屋の隅にあるとふと目に留まり、「ちょっと腹筋しておこうかな……」という気になりやすいです。21歳の長男も腹筋ローラーに興味を示し、時々使っています。彼が腹筋ローラーを使っているのを知ると、負けてはいられないとますます自分もモチベーションが上がります。
「物から入る」というのも継続の大切なポイントなのかもしれない……と感じつつ、この腹筋ローラーが背景化しないように気を引き締めたいと思っています。
割り箸を使う表情筋のトレーニングも
最後にご紹介するのは、割り箸を使った表情筋トレーニングになります。表情筋も年歳とともに衰えるけれど、鍛えれば衰えを緩やかにすることができると知って、それならトレーニングを始めない手はないと思ったのがきっかけです。
表情筋のトレーニングにはさまざまな方法がありますが、「物から入る」今の私によかったのは、割り箸という道具を使う表情筋トレーニングでした。
口に割り箸(割っても割らなくてもOK)を挟んで、口角が割り箸より上になるように引き上げてしばらくキープ ……というだけの簡単なトレーニングですが、私はもともと口角が下がり気味なのもあって、これがとにかくキツいのです。
鏡を見ないと、口角が割り箸より上がっているかもチェックできないので、手鏡と割り箸を常にセットでPCの横に置いています。これも手鏡を使うときに「ちょっと表情筋のトレーニングもしておくか……」となりやすいので、やはり私には「物から入る」形が合っているのかもしれません。
まとめ
これらの3種のプチ宅トレは、私も毎日継続はできていません。疲れたり忙しかったりすると、スキップする日もあります。でもそれぞれグッズをそろえていることで、物として目に留まるのは、私にとって継続のモチベーションになっているのは間違いなさそうです。まだ始めたばかりですが、効果が出てくればいいなと思っています。
骨盤底筋群、腹筋、表情筋は、どれもアンチエイジングには欠かせない筋肉だと思うので、これからも細く長く、無理せずグッズに頼りながら、少しでも衰えを遅らせることができたらと思っています。
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